2020年1月12日日曜日

鳥取県米子市米子駅の「米吾 吾左衛門鮓」で「寿司二切れ+月見そば」を食す

駅そばっていうのは妙な魅力があって、このあたりは今柊二さんの著作でしっかりと書いてあるのだが、駅のホームや駅構内を歩いていて、蕎麦の出汁の匂いが漂ってくると、思わず入店してしまった経験のある人も多いだろう。

山陰の商都「米子駅」には残念ながら、ホームの駅そばは無くなってからかなりの月日が経つのだが、そのかわり、駅構内にこの地でつくられる「押し寿司」で有名な「米吾」が出す「立ち蕎麦」の店が米子駅構内にある。





この「米吾」は、押し寿司や駅弁などを販売している山陰きっての老舗で、この米子駅の立ち蕎麦店には、鯖寿司が二切れついたセットメニューがあるのが嬉しいところ。販売されている鯖寿司は


という大きなものであるし、駅弁として売っているものも結構なボリュームがあるので、ちょっと試してみてから、と思う観光客の人には、この二切れのセットでまず味見するのが手頃でしょうね。

券売機でチケットを買って、店の人に渡してしばらく待って、カウンターで受け取って席へ。


立ち蕎麦とはいいながら、駅の改修にあわせてスペースが拡大されていて今の所、椅子席かカウンター席になってます。
蕎麦はモクモク系の出雲蕎麦で、お出汁は関西系です。更科系の細い蕎麦は関東系の出汁でもいいけど、出雲蕎麦はこの薄味のものが当方は好みですね。なにより、おつゆを全部飲み干せるのがいいね。
お寿司のほうは、分厚い鯖が入っていて、これを巻いてある昆布と一緒に食すと、すし飯酸味と鯖の脂、昆布のコクが一体となって、とてもよろしいのでありますね。当方は醤油をちょっと垂らすのが好みです。

ちなみに、お寿司のほうは構内店でも売っているので、寿司セットメニューを食べて気に入った人は、そのまま買い求めてお土産にもできるというシステムになってます。鯖のほかに、鯛、カニ、穴子といった種類があるのですが、当方的にはオーソドクスな「鯖」が一番かな〜。

この日も買い求めて、夕食で食しました。家で食べる時は、厚めに切って食すのがよろしいかと思います。どうです、この鯖と昆布の厚みは、鯖好きにはこたえられんでしょう。


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