BCNの調べによると、2007年1月に発売されたWindows Vistaの際は、発売3ヵ月後時点で、販売されたPCの79.8%を新OSが占める結果となり、2009年10月に発売したWindows 7では69.4%が新OSとなっていた。それらに対して、Windows 8では、発売3ヵ月後となる2012年12月の集計では47.3%と構成比は半分以下。2013年1月の集計でようやく67.5%と3分の2を占める水準まで高まってきたところだ。しかし、それでもまだ、従来OSの3ヵ月時点での構成比には達していない。
ということのようなのだが、まあ、むべなるかな。
個人的には1月末までアップグレード・キャンペーンがあったので、自分用のWindows7ノートPCと子供のWindows XPパソコン、そしていつかやるであろうデスクトップか茶の間のWindows VistaのAVPC用にアップグレードのダウンロード・パッケージを買ったのだが、今のところの感想としては、優待版を手に入れておこうとうセコイ考えがなければ、まあ、待ってもいいじゃね、というのが正直なところ。
というのが、今回のOSバージョンアップの目玉が「タイル」であったわけだが、タッチ機能が使いたいのが本旨ならばiOSやAndroidのタブレットを使えばいいわけで、どうかするとWindowsタブレットは数が少ない上に、やけに高価なのである。そもそもPCという形に拘るのはキーボードなしではどうも落ち着かない、というところなので、タッチ機能は興味深いかもしれないが、なんとなくタブレットでは落ち着かなくてPCを所有する人のニーズにぴたっと答えているように思えないのだ。
まあ、いずれ市販のPCはWindows8一色になるのは間違いないのだが、キーボードつきという視点でみれば特に8にこだわる必要もないわけで、Macの人気を突き崩せるの?と思わざるをえないし、どうかすると今はすっかり下火になっている(と個人的には思っている)UbuntuなどのLinuxの利用に火をつけてしまうおそれすらあるように思うのだが、いかがだろうか。
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