2007年3月8日木曜日

プロシューマって何?

瀧口範子さんの「シリコンバレー通信」の3/8のコラムに『「自分でやる」ことのもう一つの意味』で、こんな記事をみつけた。

『第三の波』には「プロシューマー」ということばが出てくる。トフラー夫妻の造語で、モノを生産するプロデューサーと、そうしたモノを消費するコンシューマーが一体化して、消費者自身がモノを生み出すようになる。それが社会を変化させていくというのだ。
 トフラーによると、プロシューマーの行為には、たとえばATM機を使って自分でお金を引き出すことや、デジタルカメラを使って写真を撮ることなどが含まれる。
(中略)
無数の人々が無数のことを自分でやるようになるにつれ、貨幣経済の外側の活動がどんどん増え、貨幣経済と拮抗するようになる。近未来の人々は、そのふたつの経済を組み合わせて生きていくというのだ。

で、貨幣経済の外側の活動というのは

ある人は、実験的なことが好きだから自分でやる。あるいは趣味だから自分でやりたい。趣味の模型づくりがインターネットで売れたというのは、この類だ。あるいは、社会に対して責任を感じてやる人もいる。今ボランティアが増えているのも、その徴候だと彼らは見ている。トフラー自身は、学生向けに無料で講義をして、その代償に学生たちが家のペンキ塗りをしてくれたこと

といったことらしく、卑近な言葉で言えば、なんだ、近所や知り合い同士の助け合いみたいなものか、とも思ってしまい、近所の年寄りのPCを見てあげたり、蛍光灯の交換をしてあげて、お礼に芋の煮っころがしを頂くといったものかと一人合点する。
宵越しの金は持たねー、困った時はお互い様さってな、江戸っ子の下町的世界が、インターネットの発達で実現するかもねってなことかな。

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