2007年3月11日日曜日

韓国のネットとリアルの事情

趙章恩さんのKorea on the Web
「韓国では合コンや面接の前、その人のSNSやブログをチェックするのが当たり前のようになってい」て、「犯罪捜査の基本としてインターネットのモニタリングが行われる。特に重要なカギになるのはIP追跡で、容疑者の名義で会員登録されたウェブメール、オンラインゲームなどのIDを確認し、いつどこでアクセスしたのかIPアドレスを追跡し居場所を突き止めることが多い。」といった記事をみつけた。
ネット上の仮想世界が、いわばリアルの世界と重なり合うというか、ネットとリアルが融合する世界というのが、韓国では近づいてきているのかなー、という印象を受ける。
たしかに、ブログやSNSを、大多数の人が自己表現をするっていうのが常態になれば、今なら、聞き合わせとかで情報収集していたことが、ブログを調べることにとってかわることになるのだろうし、それぞれの人のメールとか、あるいはネットへのアクセスといったことは、その人の活動(ネット上という限られた部分なのだが、その部分がかなり大きくなっているのは事実だ)の軌跡を示しているから、それをつぶさに調べられると、どんなところと付き合っているかとか、どんなサイトを見たかとか、リアルの世界では隠し通せていたものが明らかにされるということで、結構、恥ずかしかったりして・・・
ネットとリアルが融合された先は、ネットが「仮想」でなくなるととともに、リアルの世界でも克明にログ(記録)をとられるっていうことなのかもしれないですね。

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