WindowsPCのSSDを(再)換装したので記録を遺しておく

2019年6月26日水曜日

PC

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単身赴任中は、Macbookメインに使っていて、Windowsのデスクトップは実家に帰ってきた時のファイルの保管用(MacbookのSSD容量も限られているのでね)に使うぐらいしかなかったのだが、定年退職し、次の仕事へ就くまでの待機期間中は、画面の大きなデスクトップで作業する機会が増えてきた。
操作している機会が多くなってくるとあちこちをメンテナンスしたくなるのが人の常というもので、以前にHDDから換装したSSDの容量が残り10Gを切っているという状況に危機感を覚えて再換装を行うことにした次第。

【選んだSSD】

 

使っていたSSDは数年前にHDDから換装したSAMSUNGの120Gで当時は性能が保証されている上にリーズナブルなほうであったのだが、今回あらためてAmazonで検索してみると、さらに御値段が下がっていることに驚く。
500Gが1万円以下で買えるんですからねー。
とはいうものの、今の当方のシステム構成では、SSDにはシステムの部分しかのっけていなくて、データはすべて2TB+1TBのHDDに保管することにしているので240Gで十分と自分を納得させる(次の職待ちなので贅沢は禁物なのだ)。
値段、評判とかをあちこち見ながら、無難そうなcrucialのBX500の240GをAmazonで選択。熱をもちやすいとかの不満はあるようだが、当方の場合はデスクトップで空冷もしっかりしているので大丈夫でしょう、ということで値段の面を考慮して、これを購入。

 

翌日到着したSSDを使って早速作業開始である。

【Windowsのライセンス認証を確認】

まずは事前準備ということで、Windowsの設定を確認しておく。Windowsマークをクリックして、「設定(歯車マーク)」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」へと進む。ここでWindowsのエディションのライセンス認証の状況を確認。当方の場合は「Windowsは、Microsoftアカウントにより・・・」となっていることを確認。


 

以前に、HDDからSSDに換装した時に、ライセンス認証はしていたもののMicrosoftアカウントと紐付けしていなかったので、再度ライセンス認証が必要になったことがあったので、ここはきちんと確認しておく。

【さあ、換装しよう】

換装の手順は、メーカーのサポートのところに詳しく載っているらしいのでそこにアクセス。今回の場合はcrucial.comにアクセスして「サポート」の「SSD」のところをクリック。そうすると、HPのなかほどに「SSD取り付けガイド」という項目がある。導入は4段階にわけて解説されているが、「1」~「3」まででで基本的な換装は終了する。「4」はcruicial提供のディスク監視用のソフトウェアですね。動画も提供されているが、今回は「紙芝居」のほうを選択。

 

まずは「準備」のところから開始。

 

「SATA/USBケーブルが必要になります」とあるが焦る必要はない。要は購入したSSDを、外付けのUSBを利用して接続するものがあればいいので、当方は使用中の2.5インチのHDD/SSDのケースを流用。このほか「裸族のお立ち台」とか3.5インチの外付けケースなどをマウンタを使って流用したほうが専用のケーブルを買うより後の汎用性が高い気がします。


 当方は、このHDDをSSDに差し替えて使う。

 

SSDを接続してクローンをとるまえにバックアップを、とあるので必要に応じてコピーしておいてください。

 

サポートページでは「スペーサーを云々」という表記があるのだが、これは製品によって同梱されていたりしなかったりするみたい。当方の場合は廉価版であったせいか入ってませんでした。当方はデスクトップだったのでマウンタで組み込んだのだが、ノートPCの場合は隙間埋めに必要になるかもしれない。

続いて、PCにSSDを接続。


 次は、crucialの該当のページから「Acronis True Image for Crucial」をダウンロードしてインストール。このソフトは「Acronis True Image」をcrucialのHDDやSSD用にコンパイルした無料ソフト。crusial製品でないと動かないように改造してあるようす。


 「Acronis True Image for Crucial」を立ち上げるとこういう画面になるので「クローンを作成」をクリック。


 クローンモードは自動を選択。あとは、ソフトウエアの指示に従って、「ソースディスク」にOSが入っている現在使っているSSD(HDD)を、「ターゲットディスク」にはクローンをつくる、今回購入したSSDを選択して、コピーを開始すればクローン作成が始まる。当方の環境(コピー元のデータ量が110G程度)の場合、1時間と少し必要でありまました。


クローンが出来上がったら、外して今使っているSSD/HDDと交換する。

デスクトップの場合はさほど苦労せずに換装できると思うが、ノートPCの場合は、現在のSSD/HDDを取り外すまでに、バッテリーを外したり、キーボードを外したり、保護フレームを外したり、といった結構面倒な手順が必要になるものもあるので、クローン作成を始める前にしっかり調べておいたほうがよいと思います。

 

あとは、PCのスイッチを入れてWindowsを立ち上げて確認してくださいな。

 

ちなみに、Cruciaが提供しているSSD監視ソフトで確認するとこんな感じでありました。

 


【おわりに】

今回はすでにSSDに換装していたものをさらに大容量のSSDに乾燥する場合で、しかもデスクトップ機での換装ということでかなり簡単にできたのだが、ノートPCの場合は、HDDやSSDを取り外すまでが大苦労で、しかも「ツメ」を折ってしまったり、といったミスがおこることもある。不安な方は、PCのネットショップが提供している換装サービスを利用してもいいかもしれないですね。

 

 

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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