2014年6月28日土曜日

タスクの見積もりで注意すべきこと

日経BP.netのココカラ企業日記の第三回「企業未経験者のためのスケジュール管理」でタスクの見積もりで良いヒント
それは

目標からの逆算ではなく、タスクの積み上げでスケジュールを作成する
 
未経験の事業分野の計画をたてる場合には、必要な時間を把握することが非常に困難です。そのため、まずwebサイトをオープンする目標期日を定め、その日から逆算して「企業への営業はサイトオープンの2ヶ月前に開始」「事業計画は営業開始までに作成」などとスケジュールを立ててしまいがちです。

しかし、そうやって立てられたスケジュールはあくまで理想論の上になりたつスケジュールであり、実際に日々の進捗を管理するためには全く役に立ちません。すぐにスケジュールに遅れが発生し、チームが落ち込んでいく結果が目に見えています。
 いくらweb未経験でも、無い知識を振り絞ってひとつひとつのタスクにかかる時間を見積り、その時間を積み上げてスケジュールを作成すべきです。



というもの。

タスク管理が破綻するもとは、想定できないこと、よく理解していないこと(仕事のタスク管理やスケジュールを考える場合にはこうした事態がほとんどなのだが)についてスケジュールを立て、タスクを整理しなきゃいけないところだから、思いつく限り詳細にタスクを想像するという作業を行うことは、これからの仕事の展開をあらかじめシミュレートすることに繋がって、タスク管理ひいてはプロジェクト管理が破綻することを防止してくれるのだろう。

プロジェクトの失敗は想定できなかったこと、あるいは低めに見積もっていたリスクの影響が大きいと思うので、その回避のためのシミュレーションを綿密にする意味でも想像できないことを想像するというシンドイ作業が必須なのかもしれないですね。

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