2013年3月2日土曜日

Yahooの「在宅勤務禁止令」に思うフェイス トゥ フェイスの復権

Googleから移籍したメリッサ・メイヤーCEOがYahooで在宅勤務禁止令を出して、えらく物議をかもしているようだが、在宅勤務自体が未だ認められていない、いささか古い勤務スタイルのところに勤務している身としては、まあ別世界に近いのだが、どうもいくつかのサイトをみると、彼女が言っているのは、単純に在宅勤務が悪いといっているんじゃなくて、在宅勤務を隠れ蓑にしてサボっている社員のあぶり出しとYahooのイノベーションの能力を高めるために、ベンチャー企業(特に草創期のGoogle)がそうであるように社員の熱心なディスカッションを増やそうということらしい。

NewsWeek Japan ヤフー社メイヤーCEOの「在宅勤務禁止令」を考える

PC Online ヤフーの「在宅禁止令」、本当の狙いは何か wired.jp

在宅やノマド環境であっても、SkypeとかITツールを使えばディスカッションもできるし、トレンディといった類の議論があった昨今の日本とはちょっと違うなと思うのだが、共通しyているのはフェイス トゥ フェイスの重要性といったところではないだろうか。

個人的にはそんなに進化したIT作業環境で働いてはいないのだが、グループウェアやメールを中心に仕事が進められることは増えていて、それはそれなりに便利はいいのだが、なんとなく議論とかディスカッションに深みが出ないと感じてはいる。

とりわけ、小難しい問題の方向付けを行う場面では、どうもグループウェアの会議室などを使っていると議論が浅薄になって深まっていかない気がするのは私だけだろうか。原始的なやり方ではあるのだが、やはり面と向かって口角泡を飛ばすといった形で仕事をしたほうが、深まった議論と結論がでるような気がするのは、当方も齢をとったせいだろうか・・。

まあ、趣旨を誤解しているかもしれないが、メイヤーCEOの蛮勇になんとなくエールを送っているのである。

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