2012年3月14日水曜日

1本線ノート術を試してみた。

「1本線ノート術」とは、吉澤ゆかさんが提唱するノートの取り方で、著書の「アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術(アスキーメディアワークス)」から、その方法を簡単に引用すると

①ノートの真ん中に1本線(センターライン)を引く

②センターラインの左側に学んだこと(インプット)をメモする

③右側には、気づいたこと、ひらめいたこと、アクション・プランを書く

④書き込んだアクション・プランをいつやるか決める

といったもの。

ノートは、どんなものでもいいようだが、オススメとなっているのは、速記者や欧米の秘書の方が使う「ステノ・ノート」というもので、聞くところによると、この本のおかげで結構注文がされたらしい。

で、このノートの取り方、発想の仕方は、講義やセミナーの受講以外にも、仕事のいろんな分野(目標達成のプランニング、講演やスピーチのレジュメづくり。プレゼン準備 など)に応用の活用が可能ということらしい。

で、試してみた感じでは、セミナーや研修のメモをとって、それに基づいたアクションプランを考えたり、会議などで発言や議論をメモして、次の行動計画や分担を整理したり、といったことには威力を発揮するが、何か漠然としたテーマを設定して発想を広げていくのは、マインドマップのような形で考えた方がしっくりして、発想も広がる感じがする。

どうも、罫線や方眼のノートを半分に仕切ってやると、考えが「箇条書き」的になるせいではないだろうか。

つまり、発想が論理的になってしまって、自由に発想を広げていく仕事ではやりにくいと思うのだろう。

一方、セミナーや会議では、インプットが時系列的に入ってくるので、マインドマップ的な処理をするより、論路的な構造のもとで処理した方が仕事がやりやすいと感じた所以なんではなかろうか、と思っている。

このあたり、もうちょっと、いろんな場面で試してみて、またレポートしたい。

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