昨年来からiPhoneをはじめとしたスマートフォンが大流行で、たまに出張で東京やら大阪やらに行くと、あちこちで画面を撫でている光景にぶつかるし、最近では管理人の住まう辺境の地でも、そんな光景を見かけるようになって、目出度いというか、アドエス使いとしては、かなり肩身の狭い、今日この頃である。
で、最近のブームで、ちょっと気になっているのが、このスマートフォンブームは、クラウドを志向しているのか、それともモバイルを志向しているのか、というところ。
というのも、端末の通信速度のほかに、端末の容量やらデザインやらを気にする話が多くて、個人のスケジュールやデータをクラウドにおいて利用するという形
態ではなくて、そうしたデータをノートPCの代わりに持ち歩くことが主目的になっているんじゃね、という気がしてならない。
もちろん、デバイスの中に多くのデータをいれて持ち歩くことは、精神安定上良いことは良いのだが、やはりスマートフォン利用の主眼は、データをどうウェブ
上において、どこでも、同一の環境下で仕事をしたり、暮らしたりするか、ということにあるのでは、とVisorやClie、ZaurusといったPDA使
いから転身した私としては、思ってしまうのである。
そうした意味で、伊藤浩一さんの「モバイルライフ応援日記」の「iPhoneとAndroidのどちらを選ぶ?(第148回)」の
iPhoneもAndroidも、さらに、Windows
Mobileも、どれも同じように便利で楽しい」ということです。優劣を期待した取材の方には、申し訳なかったと思っています。私にとって、スマートフォ
ンとは、カスタマイズできる端末です。つまり、カスタマイズすることで、自分に合ったスタイルにできるiPhone、Android、Windows
Mobileは、どれも使いやすい端末です。
また、私のモバイルのポリシーとしては、時間と場所と端末を選ぶことなくシームレスに作業ができること、です。つまり、iPhone、Android、
Windows Mobileの中で、どの端末を使っても、同じように作業できるように環境を作っています。
(略)
カスタマイズをして、クラウドサービスを活用することで、スマートフォンは、機種を選ばす、どれも使いやすいものにすることが可能です。
という件は、さすが筋金入りのモバイラーだけあって、すがすがしい。
iPhoneやXperiaなどのスマートフォンが大流行の今こそ、端末だけでなく、公衆無線LANの整備やら、インフラの整備も進んでいかないものか、と枯れた技術のPHSでモバイルしている管理人は切に願うんでアル。
(でも、テザリング利用のことを考えると、ウィルコムは、速度は遅いが結構割安だと思うんだが・・・。ウィルコム頑張れ)
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