2010年4月17日土曜日

勝間和代「勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」(ディスカヴァー携書)

勝間和代さんが2006年に出した「インディでいこう!」を新書版にしたもの。

勝間さんといえば、もはや時代のオピニオン・リーダーとして様々な分野で活躍中なのは周知のことなのだが、そうした人がまだあまり知られていなかった頃、特に初めて出した本をあらためて読むと、荒削りではあるが、何か力をもらうようで心地よい。

構成は

第1章 インディになりませんか
第2章 それでもウェンディのほうがいいですか
第3章 じょうぶな心で土台をつくろう
第4章 学び続ける力でスキルを磨こう
第5章 いい男を見分けて選ぼう
第6章 明日から始める六つの約束

となっていて、女性のインディペンデントな生き方(かなり本書流の定義なのだが)、
年収600万以上を稼ぎ、
いいパートナーがいて、
年をとるほど、すてきになっていく
ということを、どうやったら実現できるかを、勝間流の力強さで説いていくというか、折伏していくってな感じの本である。

このインディペンデントな生き方の定義やら、女性向けのインディペンデントな解釈に、男性読者はちょっと拘るところはあるかもしれないが、それはそれとしておいておいて、キャッチアップ型の人生読本と思って読めば、かなり参考になることは間違いない。

で、ネタばれになってしまうかもしれないが、インディになるための6つの約束は

・「じょうぶな心」のために
約束1 愚痴をいわない
約束2 笑う、笑う、笑う
約束3 姿勢を整える

・「学び続ける力」のために
約束4 手帳を持ち歩く
約束5 本やCDを持ち歩く
約束6 ブログを開く

といったことらしくて、それぞれがそんなに難しいことではないのだが、これを全て実践する、続けるっていうことが大事なのだろうな、ついつい怠惰に流れてしまう我が身を反省してしまうのである。

「ちょっと、頑張ってみようかな」と思いたったら、景気づけのために、まず手にとってもいい一冊。

0 件のコメント:

コメントを投稿