2008年12月26日金曜日

UbuntuでNTFS形式のファイルを使う

明日から、年末年始の休暇に入ったので、久しぶりに茶の間ノートであるUbuntu-ThinkPad A21eをいじることにする。
Ubuntuは、FAT方式ならFAT16でもFAT32でもデフォルトで使えるので、通常のメモリーカードを読み書きする分には不自由ないのだが、USB接続のハードディスクなんかを使うときは、やはりWindowsとの共用になるから、そうそうUSBのHDDをext方式でフォーマットもできない。
NTFS方式でフォーマットしたHDDのマウントと読み書きができないか、試してみた。
あちこちググるとntfs-3gを使えばいいらしい。
Ubuntu 8.10だとデフォルトで ntfs-3gはインストールされているので、これに加えてntfs-configをインストール。
(apt で入れてもいいし、synapticでもよい)
インストールすると、「アプリケーション」→「システムツール」に
「NTFS Configration Tool」がでてくるので、これをクリック。
そうすると
ntfs-configのダイアログが開き、その中の
Enable write support for internal device
をチェックして再起動すると、fstabの設定も自動で書き換えてくれて自動マウントできます。
Webの情報では、「これで、OK。簡単だね!」のはずが、この項目をチェックボックスが開かない。
USBのHDDをつないでも、「マウントできません」と蹴られまくり。
うーむ。シクシク。
ということで、いろいろググるが、なんともよくわからない。
しょうがないので、自力でfstabを書き換えることにする。

まずはマウントポイントを作成。今回は、/mediaに/usb_hddというディレクトリをつくることにした(このへんの名前は、お好みに合わせて、どうぞご自由に。)
$ sudo /mkdir/usb_hdd
次はfstabの設定追加
$ sudo vim /etc/fstab
で/etc/fstabを開いて、最終行に
/dev/sdb /media/usb_hdd ntfs-3g force 0 0
を書き加える。(sdbは私の場合にHDDをsdbで認識しただけのことなので、環境によっては、sdaやsdc 、はたまたhdbの場合もある。そのあたりは試行錯誤かな)
ここまでできたら、システムを再起動。
そうすると、ntfs-configのダイアログが開き、その中の
Enable write support for internal device
にチェックできるようになる。
やれやれ、と思って、HDDをつなぐと、今度はrootじゃないとマウントする権限がない、と叱られる。
ubuntuは普通rootでログインする設定になっていないだろー、と思うが、叱られるものはしょうがない。これまた、あちこちのサイトを探訪。
Ubuntu日本語フォーラムのここで解決策を発見。
ここのご託宣にしたがって、/bin/ntfs-3gの設定を変更
$ sudo chmod u+s /bin/ntfs-3g
システムを再起動すると、これでNTFSでフォーマットしたHDDを認識するようになりましたー。

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