2008年12月5日金曜日

手帳あれこれ

PDAにスケジュールやらTO DOを移行してから、私の場合、システム手帳は、すっかり、メモパッド入れ及びカードホルダーと化しているのだが、やはり、紙の手帳というのは気になるもので、時折、手帳の記事やら特集があると思わず目がいってしまう。
少し、旧聞に属するのだが、プレジデントの2008.11.3号に「年収 2000万の手帳術」という特集が載っていたので、いくつか気になる使い方を紹介しよう。
手帳づかいで、気になるのは、やはり組織のトップが、手帳をどんな風につかっているかということだと思うのだが、
中には、
ブリジストン 荒川詔四社長の「常務になった頃からは、メモはできるだけ取らないようにしています。いまは、特に変化の激しい時代です。瞬時の意思決定が求められる立場になって、情報は頭の中に直接叩き込まなければいけないと考えるようになりました。」
やら
SBIホールデングス 北尾吉孝CEOのように「手帳やメモはもったことがない」
とか、ちゃぶ台をひっくり返すような話もあるにはあるのだが、皆、ビジネスマンとしても優秀だったであろう人たちの手帳の使いようなので、ふむふむと唸らせるものは多い。

例えば
コマツ 坂根正弘会長の

発想がわいたらすぐに手帳を開き、実行日の欄に短いキーワードを書き込んでいく。当日、手著運はやるべき内容に関するキーワードが並ぶ。本のインデックスから本文をたどるように、そのキーワードをもとに頭の中に入れておいたファイルをたぐって開いていく。
こ の手帳術は、あらゆる面で「見える化」を追求するという、私の仕事の仕方から生まれた。いわゆる天才は、その場で頭の中からアイデアを引き出すひらめき的 な発想ができる。一方、凡才であっても、思いついたアイデアを常に見える化しておけば、発想が途切れず、天才とのギャップを埋めることができる。

商船三井 芦田昭充社長の

私は、仕事に役立ちそうな数字で役に立ちそうな数字も、ともかくアンテナに引っかかった数字はすべて、一冊のの手帳に収集している。
収集の仕方は、主に新聞の切り抜き。
気になった表やグラフを切り抜いて、手帳に貼り付けていく
小一時間でも時間ができると手帳を開く。そして張子である表やグラフの数字を片っ端から覚えていくのである。
頭に記憶させたさまざまな数字が有機的に結びついたときに、モヤモヤとしていた将来の世界経済の姿が、突然霧が晴れたように見えてきたりする。

などなど
ちょっと頑張って手帳を使いこなしてみようかな、と思うエピソードにぶつかるのが、こうした手帳特集の良さというものですね。

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