2016年1月17日日曜日

コンビニで好まれる客に見る「職場の雰囲気を良くする」方法

 少し古い記事ではあるのだが、梶原しげる氏のBiaCollegeでの連載「プロのしゃべりのテクニック」の2016.12.05付けの記事『すぐキレる客、コンビニでの支払いで透けて見える「人としての器量」』で、コンビニで好かれる客は

いい人の代表は、いわゆる<ガテン系>の皆さんです。強面な感じがするかもしれませんが、作業着で来店した方で、嫌な思いをしたことは一度もない。うちのバイトの子たちもほぼ例外なくうなずきます」

店の近所で作業する人たちは、お昼に、そして仕事終わりにと、工事期間中、何度かやって来る。そのこと自体もありがたいはずだが、何よりうれしいのが彼らの「フレンドリーさ」なのだそうだ。

「声を出してくれるっていうのがうれしいですね。<店のなかはポカポカしてていいねえ><このジュースうまい?><へえ、よかった><細かいお金で払っちゃっていい?><ありがとね~>。レジでのわずか数十秒間のやりとりで、こちらの緊張がすっかりほぐれる。新人なんかは特にそうですよ」

という記事を拝見。かたや嫌われる客は、ダークスーツの中堅サラリーマンで、声を出さない、舌打ちをするといったことが原因だそう。

これをみると、雰囲気を良くするということに必要なのは、キチンとしているとか行儀良いとかいうことではなくて、いかに打ち解けて話す、ということであるようで、これは多くの職場、特にデスクワークが中心の「冷たい」職場にも有効なような気がする。大抵の場合、こうした「冷たい」職場でも、声掛けとか挨拶とかが奨励されて、どうかすると上司が朝から玄関で声掛けなぞをすることが見受けられるのだが、どうも職場の雰囲気を良くしたり、お客さんに入りやすくしたりするのに効果があるとは・・といったことが多いように思う。

肝心なのは声掛けをすればよいというかではなく、いかにフレンドリーな雰囲気をつくることで、それはホワイトカラー的な雰囲気ではなく、ガテン系の現場事務所的な雰囲気であるような気がいたしますですね。

 

2016年1月15日金曜日

ヒューマノイドの可能性を期待する「Pepper+Watson」

 

Wiredの「ロボット「Pepper」は更なる「知性」を手に入れる」によると

Pepperが、これまでにも増して賢くなりそうだ。IBM社の人工知能システム「Watson(ワトソン)」の支援を受けることが決まったからだ。

(中略)

2社がどのように提携して、作業を進めていくかについての正確な詳細情報はまだ明らかにされていないが、「教室内のティーチングアシスタントから看護補助」に至るまで、Pepperの「幅広い使用事例を検討」していきたいと話している

ということで、PepperにかぎらずAIとリンクすることによって飛躍的に、ヒューマノイドの「知能」がアップすることになるのだろう。そうなると、単純な話し相手から暮らしのパートナーとしての進化が期待できる。個人的にPepperのような人型ロボット、ヒューマノイドに期待しているのは、「個」としてバラバラになりがちで、おそらくその傾向が加速してくであろう「孤立化」「個衆化」の中で、仕事や暮らしのパートナー、アシスタントになるばかりでなく、それぞれの個をつなぐ役割も期待できないか、ということ。

特に引き籠りがちな人と世間をつなぐ約ァ利が期待でないだろうか。対面では恐怖感を抱いて外に出られない人も、画面とか、こうしたヒューマノイドを介して世間とつながる、あるいは仕事をする、といったことが可能になれば、無理に外に出そうとしてもかなわない人に職場を与えることにもならないか、と思う次第である。

そういえば、星新一のショートショートに、職場にひどく人間的な対応をしてくれるワークステーションが導入されて、そのマシンとともに過ごすのが快適で延々と仕事をするといったものがあった記憶があるんだが、そういった個人事のワークステーションが繋がり合うようなイメージ。

なんにせよ、これからの進化が楽しみでありますね。

2016年1月11日月曜日

Pebbleのアプリ ー Evernote

 仕事のベースソフトとして定番となってきたEvernoteなのだが、Pebbleにもアプリがある。


Pebbleは記憶領域が小さいので、とても全てが入るとは思えないが、どこまで使えるかな、という興味本位でインストール。


インストールは他のアプリと同様、スマホから。さらにEvernoteはコンパニオンアプリではないので、軽めのアプリではあるかも。インストールしたら、スマホの設定画面は、Evernoteにログインする画面に遷移するので、EvernoteのID、パスワードを入力してサインイン。EvernoteにPebbleからのアクセスを許可する。


Pebbleの最初の操作画面はこんな風。



Evernoteを反転させたら、真ん中のボタンをプッシュ。




白黒ではあるが、EvernoteのNOTEBOOK、Checklistsなどのメニューを表示してくれる。操作は右側の上と下のボタンで移動、決定は中のボタンで行う。



NOTEBOOKSを選択すると、EvernoteのNOTEBOOKが表示される。しっかり同期しているらしく、Evernoteのノートブックを表示してくれる。



もっとも、Pebbleで扱えるのはテキストファイルだけで、添付ファイルは開けず、かなり限界はあります。まあ、ちょっとした確認作業には使えますかね。


2016年1月10日日曜日

Pebbleに入れているアプリ ー Toodledo

 まず、ToodledoのPebble用アプリであるtoodlebbleのインストールを行う。アプリは通常のオススメ画面ではでてこないので、「Toodledo」とPebbeTimeアプリのAPP/TIMELINEのSERCHで検索すると、こういった画面にいきつくので、「ADD」をタッチしてインストール。


インストールして設定のアイコンをタッチすると、ToodledoにPebbleからアクセスを許可する、このような画面へ。


Toodledoで使っているメールアドレス、パスワードを入力してサインインし、アクセスを許可する。サインインしたら、Pebble Classicの操作画面を呼び出し、toodlebbleを選択。


しばらく待つとToodledoのデータベースからToDoをダウンロードして表示してくれる。


Todoの初めの数文字とDUE DATEを表示してくれる。この画面からToDoを完了した旨のチェックも入力できる。表示してくれるToDoは1週間分ぐらいらしく、DailyのTodoを登録している人は少し煩いのが玉に瑕であるし、がっつりとしたToDo管理は当然無理。ただ、起動するごとにToDoを読み込んでくるので、最新のものが確認できる。
時計の小さな画面なので、ToDo確認はこのぐらいでいいのかもしれませんね。

Pebbleに入れているアプリ ー アプリの設定

 Pebble Classicの設定は本体でもある程度できるのだが、アプリやWatch Faceのインストールなどはスマホの報で行う。さらにはCopanion APPといって本体で課金とかデータ提供も行うものもある。

ひとまず、スマホ(当方の場合はiPhone)の設定画面はこれ。Pebble Timeのアプリから各種の設定をする。



一番上の 「MY PEBBLE」で各種設定。二段目の「GET WATCHFACES」が時計のデザインのチョイスとインストール。三段目の「GET APPA」がアプリのチョイスとインストールである。

「MY PEBBLE」をタッチするとこういう画面に

 


緑の印がついているのが今使用しているPebbleの画面。デジタル系のものをしばらく使っていたんだが、保守の気性が強いせいかアナログ系に舞い戻っている。


APPS/TIMELINEのところをタッチするとこういう画面に遷移。現在、Pebbleにインストールしているアプリの一覧が出る。設定をここで行うと自動的にPebbleに反映される。

 


現在はこれにtoodlebbleというToDoアプリのToodledoをPebbleで使用するアプリをインストールしている。Pebble Classicではデフォルト以外にインストールできるアプリが8個までらしいので、使わなそうなものは即座にアンイストールすることにしている。

さほどインストールしているアプリは多くないが、天気予報、日の出日の入り、気温(もっとも華氏表示がほとんなので頭のなかで摂氏への換算がいるけどね)、アラーム(目覚まし)、充電状態の確認、月別カレンダーといったことはできるので、時計の小さな画面では、これぐらいでよろしいのではないでしょうかな。

2016年1月9日土曜日

二転三転して、ひとまず落ち着きそうなPebbleの時計バンド

 年末に購入したPebbleなのだが、あちこちのブログでも指摘されているように、時計バンドのチープ感が否めない。スマートウォッチとしては高価なものではないので致し方ないところなのだが、職場に着けていくには、おもちゃ感が漂う。



ということで、バンド交換にチャレンジ。まず試したのは、交換のハードルの低い、合成皮革製のバンド。購入したのは、2PiSの製品

装着してみたらこんな感じ。少し長い。装着感は悪くないのだが、バネ棒を巻くように着けるので若干厚みがある。



もう一つ試みたのは、金属製のもの。

製品は中国製らしい。説明書的なものはなにもないのだが、バネ棒2本と取り付け用の金具がついてくるのは良心的。Pebbleへの装着はバネ棒を外して付け替えればよいので難易度は低い。ただ、ベルト長が長いので、コマを何個か抜かないといけないのだが、これが結構難儀ではある。

ベルトの留め方はバネピン方式なので、付属の工具か千枚通しなどで、時計のコマのピンの割れてない方を押し出してピンを抜いて、不用なコマを外してまた、ピンを押し込む。

やり方は、時計本舗さんなどのサイト(http://www.10keiya.com/category/2341.html)を参考にした。当方の場合は、3コマを外したらぴったりのサイズになった。

完成図はこれ。



金属ベルトにすると、もっともらしい感じになる。飽きたら、また革ベルトにするかもしれないが、仕事場に付けていくには、これぐらいの感じがよい。Amazonの評価にあるような塗装もれとかは当方の場合はなかったので、これも好評価ではある。しばらくは、このスタイルですかな。

AppleのiPhone6S/6S Plusの減産報道をiPhone人気と結びつけるべきか

Gizmodeの「アップル、IPhone6S/6S plusの1-3月期生産を3割縮小。地味な目玉機能に需要が鈍化」といった記事を契機に、AppleがiPhone6Sや6S Plusの減産に入るというので、iPhoneの人気に陰りか、といった報道がポツポツあるのだが、iPhone利用者として、こと日本のiPhone,需要については「本当?」と疑念を呈したい。

というのも今回のiPhone6S/6S Plusを購入する人たちが、日本では、どういう層なのかなと周囲を見回すと、当然Apple大好きの方々はいるのだが、どうしようかと悩んでいる人たちの多くが、iPhone5Sの人たち、特に、Docomoの方々が多い気がするのだ。

こういう人の類型を考えてみると、今までDocomoのガラケーを使っていたのだが、どうも周囲は皆スマホになってきていて、2年縛りも終わっていて、機種変更するんなら、ここらで皆がもっているらしいIPhoneで、といった、いわゆるレイト・マジョリティの層であるように考えている。

こういう層は、使えるのであれば機種変更も面倒だな、と考える率が多くて、そこで6S/6SPlusへの買い替えが進まないというところなのではなかろうか。

まあ、今回の減産の話は。中国の経済動向などのグローバルな経済動向も絡んでいるだろうし、次の7/7 plusあるいは6SCのための生産調整かもしれず、次の新機種のサプライズをiPhone利用者としては楽しみにしておきましょうか。

2016年1月7日木曜日

国学院久我山のサッカー部の外部コーチの発言に"プロの傭兵の仕事”の心意気を見た

 進学校でありながら、全国高等学校サッカー選手権大会にベスト4入りをした、国学院久我山の記事がYahoo Newsに掲載されていた。

久我山では進学校ということもあって、サッカー部の練習に使えるグラウンドも手狭である上に、朝練禁止、18時10分には強制下校と厳しい校則があるのだが、

そうした中で選手たちを育てている外部コーチの李済華さんの

「制約があるからアイデアと工夫が生まれるんです。制約があることで創造性も出てくる。逆に、制約のないところで創造性は出てこないと思いますよ」

といった言葉が見事なところでもあるのだが、それ以上に「うむ」と思ったのが

同氏が外部コーチのスタンスについて

「久我山に来てもらうコーチたちに最初に言うのが、『学校の文化、規則を尊重しなさい』ということ。極端な例ですけど、学校が茶髪を許せばサッカー部も許す。・・・逆に、学校がダメなものは絶対に許さない」

といったあたり。このほかにも

(外部コーチが)プロの指導者だとすれば、『与えられた環境でやる』というのが私たちの仕事のスタンスです。『環境を変えなければ結果がでない』というのは言い訳だと思ってます。

といったところと足し合わせると、『プロ』としての仕事の態度といったものが見えて、こうしたきちんとした外部のプロを雇っておけるところは強くなるのだな、と思う。

こういう思考形態は、外部のプロ、傭兵的な仕事の場合だけでなく、組織内で働く場合にも共通して持ちたい意識であるように思う。

とかく、組織の内部の中で働いていると、外部環境に恵まれていないことをできない理由にしがちなのであるが、できないできるに関わらず、外部環境の変化や体制が整うことに、さほど期待せずに対処する術を考えることも一つの方策かもしれないですね。