2019年4月22日月曜日

シニア世代の「健康チェック」には「スマートブレスレット」がベスト

 【シニア世代の健康チェックにスマートブレスレットをオススメする理由】


若い頃は徹夜で飲み明かしたり、仕事をしてもなんともなかったんだが・・・、ってなことを思っているシニア世代は多いのではないだろうか。

特に、昭和の30年代から40年代生まれは、高度成長の端っこからバブル全盛期、バブル崩壊後の大動乱、と波乱に富んだ日本経済と企業社会を経験した世代でもあるので、自分の健康を過信して無理をしがちな世代でもある。


とはいうものの、体のあちこちにガタがきている感じがするし、運動不足も気になる。さらには最近、眠りも浅いようで、「ひょっとすると「無呼吸症候群」?」てな風に不安は不安を呼ぶもので、なんとかチェックしないといけないな、と気になっている人も多いのではなかろうか。


ただ、睡眠の質がどうだ、とか、一日の歩数であるとか心拍数などなどを記録に残そうと思うと、その手間は半端なくて、とても普通の勤め人では無理というもの。

そこでオススメなのが、「スマートブレスレット」である。腕に装着しておけば、心拍から睡眠時間、さらには睡眠の浅い深いなどを、スマホに記録を残すことができるので後から自分の活動状況や睡眠の質を分析してみることも可能になる。


【スマートブレスレットで管理できる健康情報】


実際にスマートブレスレットでどんな健康情報が管理できるか、当方が現在使っている「itDeal」を例にして見てみたい。実際は機種ごとに細かなところは違うのでご了解をいただきたいのだが、ItDeal自体が安価な部類の中華製スマートブレスレットで、一般的にスマートブレスレットでできることがおおかた網羅されているのでは、と思っている。


1. 心拍


だいたい30分おきに測定してくれてます。

心拍数(脈拍)の正常値は、1分間に50(60)回〜100回ということなので、これを基準にして健康をチェック。不整脈とかのチェックもできそうである。


2.睡眠記録


睡眠時間、睡眠に入った時刻、起きた時刻、起きた回数、睡眠の質(深い睡眠か浅い睡眠か)といったことを記録してくれる。

体の動きの有無によって睡眠状態を記録しているようで、機種によってブレが大きくなるところで、安価なものでは「記録されない時がある」という記述をレビューでみかけるものもあるのだが、ここは、Amazonのレビューや、スマートブレスレットの体験記事を丁寧に見て比較するしかないような気がする。itDealレベルより上のものを選んでおけば間違いないと思う。正直、2000円台の機種では記録漏れが頻出したものもありましたな。


itDealのアプリ「H Band」では「設置」という設定をする項目(中華デバイスなので、ところどころ日本語が変なのである)で睡眠目標を設定できる。

2018年のOECDのデータによると、日本人の平均睡眠時間は442分(約7.3時間)ということであるので、目標もここらが参考値となるのかもしれないが、この睡眠時間、調査された国に中で一番短い睡眠時間らしいので、「目標」としていいかどうかは「・・・」なおであるが。


3.スポーツ(歩数)


おおむね1時間から30分間隔ごとの歩数を計測して、合計の歩行)(走行)距離、消費カロリーなんかを測定・記録してくれる。「睡眠記録」のときと同様、itDealのアプリ「H Band」では「設置」という項目で「運動目標」を設定できる。


厚生労働省の「健康日本21」という政府の健康管理の目標を定めたHPによると、日本人の歩数の現状平均は男性8,202歩、女性7,282歩ということなので、自分の1日の歩数をこれと比較して健康チェックの目安にしたい。医学的な理想値は1万歩/日ということなので、「運動目標」はこのぐらいにしておくとよいのでは。


4.血圧


この項目が記録できる機種は少ない。測定できるitDealはむしろ稀有な例である。

もちろん精度的には、血圧計で測定したものより劣るのだが、参考値としては使えるレベルである。当方は高血圧の傾向があるので、毎朝起床時に測定しているのだが、それと大きくかけ離れているわけではない。

むしろ1時間ごとに自動的に計測してくれるので、ざっくりとした日中の変化を見ておくにはこれで十分な気がしている。

(ただ、高血圧で服薬・治療中の人は、血圧計の測定と併用することをおすすめします。)


【その他の便利な機能】


健康チェックだけのためにこういうデバイスを装着して生活するのは・・、という人もあるかとは思うのだが、2年にわたって装着している当方の経験からいくと、慣れればそう煩わしくはない。


むしろ、多くのスマートブレスレットでカバーしてくれている機能は


○時計

○電話やメール、SNSの着信お知らせ

○エコノミー症候群の注意喚起

○カメラのシャッター機能


と結構多機能で、例えば、電話やSNSのお知らせ機能は、バイブレーションでお知らせしてくれるのだが、電話の場合は、スマホの連絡先に登録してあれば、電話をかけてきている人の指名を表示してくれたり、メールやLINEも送信元や機種によっては、タイトルや本文の一部も表示してくれるので、スマホを操作しなくても、ある程度中身が確認できるので便利である。


電話着信の取りこぼしとか、LINEの着信に気づかないで家族や知人から叱られて経験がある人は、装着しておけば安心感が違いますな。


ちなみに、一応生活防水なのだが、入浴中は外しておいたほうが安全なので、入浴の間に充電して、風呂から上がったら装着、といった充電パターンをとっている。このため、充電切れで困った記憶はないですね。


【オススメするスマートブレスレット】


Amazonのサイトで検索すると、1万円以上するものから1000円台のものまで、値段も色も多種多様なんであるが、当方が今まで使った経験からいくと、

Fitbit、Huawei Band、Ganriver、itDeal

あたりが安定しているように思う。


スマートブレスレットは単体ではなく、スマホと連携させないとその機能を発揮しないし、iPhoneの利用者であれば、iOSの「ヘルスケア」のデータソースになるかどうかも大事な判断ポイントになるからである。


もっとも、Fitbitは大手の定番ブランドであるのだが、お値段も1万円超えをするので、ちょっと初心者が「お試しに」というのはハードルが高いかもしれない。itDealやGamriverあたりで試しに使ってみる、っていうのが一番「アリ」のような気がしますね。


【まとめ】


シニア世代の健康チェックの秘訣は、「お手軽に」「財布に優しく」「多機能で」といったところにある。その点で、スマートブレスレットを使った健康チェックは、腕にデバイスを着けておけばよいので、簡単そのものである。

健康に気をつけたい世代の方は試してみてはいかがであろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿