2019年4月30日火曜日

退職して”フリー”になったので、自作の「名刺」をつくってみた

 

退職して、今のところフリーの身の上なのだが、長年、「勤め人」をやっていると、退職後に自分の紹介をする時に、口頭であるとひどく落ち着かないのと、勤めていたころからの関係者と会って連絡先を伝えるのに、相手のほうも「名刺」をもらう動作になっているのを見ると、「名刺」というものの効力をあらためて思い知っている。

 

このあたりは、「組織」に属していないと寄る辺がないように感じてしまう、「社畜」(一昔の言葉ではあるが)であるな~、と我ながら思うのだが、宮下英樹さんの、戦国時代の武将・仙谷秀久を描いた「センゴク」シリーズなどを読むと、将来的に見込みのありそうな主君のところに潜り込んで、安定して禄をもらおうってのは戦国時代から続く人の習性の一つでもある。そんなこんなを考えると、無職であっても「名刺」ってのはもっておいたほうがよいな、というのが率直な今の感想である。

 

名刺を作ること自体を考えると、今はネットで受注・作成をしてくれるところはかなり多く、例えば、激安のネット印刷で有名な「ラクスル」のサイトをみると、デザインテンプレートも無料で提供されていて、マット紙利用・100部印刷で、受付日から7営業日後に発送という制約のある最安値メニューの場合、税込み500円+送料(メール便190円、宅配便470円)で合計1000円以下という価格で仕上げてもらえるようなので、ビジネス利用であったり、プライベートでも継続利用する場合は、デザインとか手間とかを考えるとこういうサービスを利用したほうがコスパは良いと思う。
ただ、今回は連休中にある宴会で使うため、時間もなく切羽詰まっていたため、「自作」でどうにか乗り切る、しかも超格安で仕上げることを決意した次第である。

 

使った用紙は、百均で調達。ダイソーの「名刺カード 10面10シート」である。ラベルマイティ対応、Wordで使えるテンプレートもダウンロードできる、というのがセールスポイントであるようだ。これを使えば100枚は出来上がるので、連休中はなんとかなりそうである。

 

使ったソフトは、あくまでも超格安ということで、A-oneの「ラベル屋さん10」。無料で多機能なラベル印刷ソフトである。現在のところダウンロード版がまだ提供されてなくて、Web版しかないが特段支障なく使える。さっそく「ラベル屋さん」のサイトにアクセスして作成を開始する。

まずは「用紙選択」のところで用紙を選択。名刺そのものの用紙はないが、名刺サイズのラベルカードがあるので、これを選択。


次にデザインを決める。「テンプレート」の「名刺用」をクリックすると名刺テンプレートが各種出てくるのでお好きなものを選ぶ。当方はかなり無難なビジネスライクなもので、顔写真が挿入できるものをチョイス。


次はテンプレート内の文字情報を修正。個人名刺であるので、どこまで掲載するか悩むところなのだが、個人情報の流出やら悪用云々が言われる時代なので、
・名前
・住所
・携帯電話
・E-mail
というところで止めておいてデザインは出来上がりにする。もっと凝ってもいいのだが、まあ初回なので、ここらで許してもらおう。掲載する内容もデザインも使ってみて気に入らなければまた作れば良いのが、一時(いっとき)限りの名刺の気軽なところだ。


 ]出来上がったら、「レイアウト」で作ったデザインをコピー。

  「印刷」で用紙に印刷。印刷位置とかいろいろ設定できるのだが、DAISOの用紙の場合は、デフォルトでOKであった。


印刷した用紙の耳をペリペリとって、一枚ずつ切り離して出来上がりである。
いまいち手作り感の痛々しさは残るのだが、プライベート名刺としては許されるレベルであろう。ちなみに自画像は、サウスピークスのお絵かきサイトでかなり昔に作ったものを使用したのだが、そのサイトが今も生きているかどうか不明なので、今回はURLはアップしないでおく。

なお、自作でもカチッと作りたい方は、ラベルマイティのソフトを購入して、仕上げてもよろしいかと思います。

 

 

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