2018年9月23日日曜日

「itDEAL 改良版」はFitbitに対抗する”最安最強”のスマート・ブレスレットだった

 itDEALのスマートブレスレット旧版の破損後、しばらくD11という機種を使っていたのだが、iPhoneのヘルスケアと同期してくれないので、やはり不満が貯まってきたのと、24時間装着しているせいか、塗装ハゲも出てきたので、買い替えを再び模索。

itDEALの旧版自体には、充電方式以外には不満はなかったので、この機種の交換ベルトを探していると、2018年「改良版」を見つけた。

色もカラーであるし、値段も税別で4000円を切るセール中であったので、おもわず購入。

【外観・パッケージ】

以前は中華デバイスのパッケージは妙に豪華だったのだが、最近はシンプルなものに変化している気がする。AppleやAmazonの簡易パッケージの影響と、デバイスの性能に自信が出てきたせいかもしれないですね。




入っているのは、本体とマニュアルのみ。充電はUSB充電になっているので、今までの機種と違って、充電ケーブルは必要なくなった。マニュアルは日本語仕様なのが嬉しいですね。



本体はこんな感じ。画面はデフォルトで貼ってあるシールなので、発色はこれより良い、画面色は設定画面の「メイン画面のスタイル設定」で6パターン選べます。



【アプリとログイン】

アプリは残念ながら、従来機の”FitCloud”から変更されていて”H Band”というアプリになっていて、新規に登録が必要になる。データの引き継ぎはできないので、今回、改良版に切り替えする人で、昔のデータを残しおておきたい人は、手作業で記録そ移すか”FitCloud”を残しておかないといけない。このあたりの互換性は配慮しておいてほしいですな。

ログインは、メールアドレスとパスワードで登録し、性別、生年月日、体重、身長、肌の色などを入力することになる。ニックネームは、登録に使ったメールアドレスがデフォルトで使われている。オフラインモードで使用する作りにはなっていないので、このレベルでも個人情報の登録が嫌な人はオフラインモードのあるもの(先回、紹介したDIGGRO D11など)を使ったほうがいいかも。

設定は基本画面から「W8」をタップ。



すると、この画面になるので、ここで個々に設定。といっても、普通は「通知」、心拍などの自動モニタリングぐらいでしょう。





まず、電話とか、メールとかの着信のお知らせ設定を「メッセージアラート」から。ここをタップすると、こういう画面になるのでここで設定。WechatやQQが上のほうにあるのが中華デバイスらしいところ。



血圧や心拍の自動モニタリングの設定は「スイッチ設定」から。これをタップするとこの画面になるので、自動モニタリングしたいものなどをチェック。ただ。増やすほどバッテリーの減りは早いのでご注意を


【機能の概要】

記録がとれるのは、”歩数”、”睡眠”、”心拍"、そして、itDEALのアドバンテージである”血圧”。血圧記録は旧機種では少々難があったのですが、今回はオートモードにしておけば自動的に記録してくれます。ただ、どうしても誤差があって、ちゃんとした血圧計で測ったときより10ポイント程度低めに出る時があります。やはり、だいたいの傾向値としておくのがよさそうです。

通知機能は、かなり「秀逸」。これは、LINEからの通知がきたときのもの。
本体の記憶容量はほとんどないので、一回確認すると消えてしまいますが、実は5字☓7行ぐらいの表示がこの次に2画面あるので、短めの通知であれば、内容がほとんど確認できます。



ヘルス関係の数値の確認は、この「データパネル」で




それぞれの詳細画面はこんな感じ


◯歩数



◯睡眠



◯心拍



◯血圧



【iPhoneのヘルスケアとの同期】

残念ながら全ての項目が同期するわけではなく、睡眠、歩数ぐらい。「睡眠」も”睡眠時間”のみで、ブレスレットのアプリでは、深い眠り、浅い眠りなども記録するが、そこは同期しない。歩数も同期するが、数字は一致しないにが不思議。スマホとブレスレット双方をデーターソスにしているせいかもしれない。
買い替えの目的の一つにiPhoneと連携することがあったのだが、この辺は未達成です。

【総合評価】

改良版になってカラーにもなり、オススメ度は急上昇。

きちんと睡眠データもとってくれるし、歩数なども常に装着しているスマートブレスレットの方を優先する設定にしておけばよいのかもしれないが、今のところ、「ヘルスケア」のデーターソースの優先順位を変更する方法がわからないので、ここはこれからの研究課題。

バッテリーの持ちは、血圧や心拍を常時モニタリングにしていない場合は4日程度持つが、常時モニタリングにしている場合は2日程度で充電したほうがストレスが少ないです。当方は、入浴時に充電していて、いつも満タンということにはならないが、まあ充電キレをおこすことはありません。

ちなみに、GIZMODEの読者たちもかなりチョイスしているようです。詳しくは「ギズモード・ジャパン読者がもっとも購入したスマホ関連グッズランキング:2018年8月」で。8位にランクイン。ランクインしているスマートブレスレットは、この機種だけですな。

総合してFitbitやHuawei Bandに比べてチープ感はあるものの、コストパフォーマンスは非常に高い。睡眠や歩数といったヘルスデータを記録して、自分の健康度を把握しておくのと、電話やLINEの拾い漏れを防ぐには十分であると思います。

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