2020年7月25日土曜日

MacとWindowsの連携にShareMouseを使ってみた

ナイトビルド版のSnergyを入れて、MacとWindows機の画面とキーボード共有をして遊んでいたのですが、MacがCatalinaにアップデートされてから動きがちょっと微妙になってきて、先日理由は不明ながら、とうとう「プログラムは存在するが、正当な権限がないので稼働できない」といった表示がでるようになりました。

もともとSynergy自体はシェアウェアからアプリ買取型に移行しているので、29$払ってBasic版を購入すれば無事動くのかもしれないですが、なんとも不安があるのと、ほかにもっと手軽なのがないかな、と探していたところ「ShareMouse」というアプリを見つけました。

HPはこちらです。ここでフリー版以外のスタンダード版、プロ版のライセンスも購入できるのですが、スタンダード版が6,603円、プロ版は13,212円というお値段なので、Synergyに比べる少々お高いです。
フリー版では、
・画面共有とキーボードの共有
・クリップボードの共有
とかはできるのですが、PC2台までしか共有できない設定です。




スタンダード版やプロ版との違いは共有できるPCの数と、共有できる画面の数の違いですね。

ただ、クリップボード共有は、フリー版でも可能で、synergyの場合、当方の環境ではうまく動作しなかったので、ここはメリットが大きいところです。
ひとまずMacとWindows機にインストールして試用してみます。
起動すると「白い矢印」のアイコンが出ます(これはWindowsのほうの画面ですね。赤い○で囲まれたところです)





 設定画面はこんな感じで、クリップボード共有を有効にするために、Macでは


Windowsでは


といった風に設定を変更しておきます。

当方の場合、Windwos機はトリプルディスプレイにしているので、画面をそんなに増やす必要はないのですが、キーボードとマウスの共有ができていると、一台のキーボード+マウスでMacも操作できるので便利だと思います。とりわけ、トラックボールマウスに慣れると、タッチパッドも面倒になるのと、当方は指が乾燥肌で反応が鈍いので、物理的な操作ができるのはありがたいですね。操作イメージはこんな感じです。



2020年7月21日火曜日

PFU Scansnapのアプリのアンイストールと再インストールができなくなった時の最終対処法

 PFUのScansnapのドキュメントスキャナでとうとう販売中止になった「iX500」を未だに使っているのですが、今回、オンラインアップデートの誘いにうかうかと乗ってしまい、ix1500用のアプリをインストールしてしまい、Scansnap Managerのソフトが自動削除されてしまいました。

しかし、インストールしたアプリは最新のix1500用なので、当然作動するはずもなく、旧アプリは既に削除済、という状態になってしまいました。

まあ、ここはScansnap Managerを再インストールしればいいよね、と気楽にやっていたら、なんと「既にそのアプリはインストールされている」とのことでインストールさせてくれません。しかし、スタートメニューをみてもどこにもなく、スキャナのほうはスキャンボタンをプッシュしても全く動かない状態になってしまいました。

その後、アプリをアンイストールし、再インストールし、を繰り返すも駄目。どうやら、レジストリにインストール記録がしっかり残っているようです。
げ、これはかなり面倒なことになりそうな・・・ということであれこれ試したり、検索したりして、やっとたどり着いたのが、なんと製品の本家本元のPFUの「よくあるご質問」のサイト。ここの

「困ったときには」>トラブル>インストール>添付のアプリケーションがアンインストールできません

とたどり、アンインストールツールとして提供されている「SSHomeClean.exe」で解決することができました。



これを起動して、画面の一番下に出ている「ScanSnap Manager」を選択すると、レジストリのインストール情報を削除してくれました。



あとは、通常通り、「ScanSnap Manager」を再インストールすれば無事復旧。これは、ScanSnapHomeのインストール情報がレジストリに残ってしまった場合にも使えるようです。

ScanSnapのアプリのアンインストールと再インストールに行き詰まったら、レジストリにインストール情報が残っていることを疑って、このアプリを使ってみることも検討してみてはいかがでしょうか。



2020年7月10日金曜日

鳥取県鳥取市「らーめん あお屋」で「黒ラーメン野菜」を食す

「新型コロナに負けるな、地元を応援」という鳥取県のキャンペーンに乗っかって、鳥取市にある「らーめん あお屋」で昼食をとりました。自粛の真っ只中のときは、駐車場もガラガラであったのですが、本日は平日の昼間ということで、結構車も停車していています。

ここの店は、しょうゆラーメンのスープに、地元の醤油を使っている地元の店なので、二重に応援しないといけないですね。実は最近、当方の近くの50年近くの歴史のある中華料理店が新型コロナの影響で閉店してしまったので、こういう小さな地元店の応援はとても大事だと思うところですね。行政の支援も、有名店や、大型店には届いているようですが、こういう小さな店の支援が一番大事なような気がしているのですが・・

まあ、13時をすでに過ぎていて、お腹も空いているので注文。ここはかなりの頻度で食べる「黒ラーメン野菜」を選びます。やってきたのはこういう出で立ち。真ん中にキャベツがドンと載ってます。

さらによこにドカンとかる厚切りチャーシューが特徴ですね。

麺は太めのストレート麺です。けっこう太いのですが、これが醤油スープによくからむんですよねー

スープはこんな感じです。「黒い」でしょ。一見するとしょっぱそうな感じですが、実は濃いですが甘みのあるスープです。

まずキャベツから食さないと麺にはたどり着かないので要注意です。野菜から食すという健康的なスタイルですね。チャーシューは分厚いので、かなりお得感があります。ということで、ガッツリと食させていただきました。

今度は「赤ラーメン」で応援しようかと思います。

関連ランキング:ラーメン | 湖山駅

2020年7月3日金曜日

withコロナの時代にミドル・マネージャーに必須のビジネス・スキル3つ

 緊急事態宣言も解除され、在宅勤務や出社制限の枷も緩くなっていくのかな、と思いきや、東京都で感染者が増加していることなど、まだまだ油断できない状況が続いてます。

それとあわせて「リモートワーク」に代表される「働き方の大変革」に適合しないといけなくなっているわけですが、では、ここで今までの「リアル対面」だけの仕事環境でのビジネススキルでは、いろいろ不都合なところが出ているのを感じている「ミドル・マネージャー」は多いのではないでしょうか。

とりわけ、今回の在宅勤務は、今まで「リアル対面」で指導・管理していた部下が、突然「オンライン」の向こうにいってしまった職場も多かったと思うので、準備もノウハウもないまま対応せざるをえなかった人が多かったと思います。

今後、第二波・第三波の襲来も気がかりなうえ、こうした「働き方の大変革」は、しっかりと働き方の一つとして組み込まれていくのは間違いないでしょう(オフィス経費の削減や、感染リスクの低下から、多くの企業で継続していく取り組みになると予測されます。

ところが、これからの新時代に必要となるビジネス・スキルについては、取り上げるサイトや記事が雨後の竹の子のように乱立していて、それをおいかけるだけでも大きな手間がかかります。
今回、これから重要となるビジネス・スキルを3つ抽出しておきましたので、最近の「リモート流行り」の中で自身を失いがちなミドル・リーダーはご参考に。

①リモートでのコミュニケーション・スキル

職場におけるコミュニケーションの場面は、今までは多くの職場で「リアル・対面」であったのですが、これからはすくなくとも「リアル対面」と「オンライン」が半々ぐらいの比率までは確実に上昇すると思っていいでしょう。

「いや、自分の職場は対面でないと無理」というところ、例えば、食品や運輸、介護といったところでも、他の業種の影響はひたひたとやってきます。安心しないほうがよいですね。
で、まず第一に必要となるのが「リモート」「オンライン」で、いかに円滑・的確にコミュニケーションをとる能力です。

ここで認識しておかないといけないのは、「オンライン」では今まで「雰囲気」であるとか「気配」で伝わっていたものが伝わらないということです。

まあ、このあたりは職場を席捲してきた「昭和な上司」のやり方が滅んでいくということでもあるのですが、今まで以上に、「物事を、はっきりと伝える」であったり、「テキストで分かりやすく表現する」といったスキルが大事になってくると思います。

特に仕事の指示や部下の管理は、対面の時と違って、抜け落ちてしまうものが多いので、その分、チャットによる話しかけをしたり、Zoomで簡単な打ち合わせ会議を開いたり、といった工夫が必要でしょう。

もっとも「増えるオンラインコミュニケーション 表情は「3割増」がちょうどいい?」(https://www.advertimes.com/20200318/article310532/)
によると、大きな声でハキハキ話すと、みんながスマホやPC越しに聞いているので声の距離が近いために、かえって聞き辛くなるとか、オンラインならではの最適なしゃべり方とかがあるようなので、ここらは今後調べてみないといけないですね。

②デリケーション(権限移譲)のスキル

リモートやオンラインでの仕事環境では、指示する相手が、「物理的」に遠くにいます。なので、微に入り細に入り、相手の仕事ぶりを観察することはできませんし、仕事の進捗の管理も側にいて綿密にやるということも不可能です。

このため、かなりの部分を部下や相手に「任せて」。どこかの時点で仕上がりを確認する、といった仕事の仕方が「通例」になってきます。

つまり、部下などに上手に、的確に「権限移譲」をするスキルが必要となるということで、何を、どういう方向で、どのレベルまでやってほしいか、をきちんと伝えないといけないということですね。

もっとも、ネット記事では『「かけた時間」ではなく「成果」で判断する時代になった』と高らかに言われているのですが、実際に仕事を指示する立場からすると「何を成果として求めるか」ということを明確にしないといけないということ。ミドル・マネージャーの皆さんも、あらためて自分のチームが任されている仕事の「成果」とは何で判断するかを考え直しておく必要がありそうです。

くれぐれも、「昭和な上司」のような「オレの顔つきで察しろ」なんてことはやらないでくださいね。

③新テクノロジーへの受容スキル

ここは、「使いこなすスキル」ではなく、あえて「受容スキル」としています。ネット記事では「Zoomはこう使え」とかといったテクニカルなところを強調しているものもあるのですが、当方が大事と思うのは、こうした新しいテクノロジーや、Webサービスに「食わず嫌い」や「評論家ぶり」をせずに、貪欲の情報を吸収して、使ってみようというチャレンジ精神を忘れないことです。

今、大流行の「Zoom」でもほんの数か月前までは、かなりコアな人しか知らないWebサービスでしたし、リモートワークに迫られてきた時に、「昭和な上司」たちがセキュリティがどうのこうのと使いもせずにけなしていたのを見た人も多いのではないでしょうか。

「必要は発明の母」という言葉どおり、これからリモートワークが当たり前の仕事のやり方になっていくに従い、新たなWebサービスが生まれてくることかと思います。これからのミドル・マネージャーに必要なのは、様々な新しいサービスを、臆することなく使ってみる勇気ですね。

【まとめ】

今回の新型コロナ禍によるオンライン化やリモート化に伴う「ビジネス・スタイル」の変革は、ビジネスの効率性といった観点だけでなく、全世界的で、感染双の防止という健康面もからむことであるだけに、単なる「流行もの」には終わらないのではないと思います。

この「働き方の大変革」で一番影響を受けるのは「ミドル・マネージャー」のポジションにある人達ではないかと思うところなのですが、この機会をとらえて大胆に「リモート型」のスキルを身に付けるのも有効な一手ではないでしょうか。