2022年8月6日土曜日

古いWindwosマシンを最新のChrome OS Flexで再生する

 最近の若者はスマホは持っていても、PCは持ってないよ、という人も多いそうなのですが、家の中にもう古くなって現役から引退しているノートパソコンを死蔵されている人も多いのではないでしょうか。

当方も、まだMacbook Airなどがまだ世に出ていない頃、CPUなどの性能は高くないものの、安価なモバイル用途として人気だったASUSのEeePCが本棚の奥深くに保管してあります。Windows10はなんとか走るものの、日常使うのはちょっとなー、というレベルのマシンで、以前、Chromebook化を企んで、ChromiumベースのOSである「Cloud Ready」のインストールにチャレンジしたことがあるのですが、ビデオカードが対応しておらず断念した、という残念なマシンです。

今回、GoogleからChromeBookのOSとして使われているOSの一変形である「Chrome OS Flex」がオープン化されたので、インストールに再度、挑戦してみました。
(作動が確認されている認定デバイスにはなっていないので、「人柱的」挑戦です)


まずは、Googleのサポートページに「Chrome OS Flexヘルプ」というサイトがあるのでそちらにアクセスして準備を進めます


最新バージョンのChorme OS Flexのインストールメディアをつくる

まずは、Chorme OS Flexのインストール用のメディアをつくるよう支持されるので、USBメモリを用意します。サポートページには


とありますが、当方はダメ元で手持ちのSanDiskの32GのUSBメモリを使いました。幸いなことにエラーはでませんでしたが、慎重を期したい向きは、SanDisk社以外のものを用意したほうがいいかもしれません。

USBインストーラーの作成は、「1.USBインストーラを作成する」の順序に従ってやればほぼ間違いありません。
ただ、「ステップ3.USBインストーラをビルドする」の5項目が「5.[製品を選択] で、[Chrome OS Flex (Developer-Unstable)] を見つけてクリックします」となっているのですが、当方の環境では「Chrome OS Flex」しか出てきませんでした。
選択したら「続行」をクリックし、USBメディアを挿入。さらに「続行」をクリック後表示される「今すぐ作成」を選ぶとインストーラの作成が自動で始まります。



途中、「Chrome リカバリ ユーティリティに異常の割合が表示され」たり、USBへの書き込みをすることを再度警告するアナウンスが出ますが、怯むことなく前へ進んだほうがいいです。



作成が終わったら、作成完了を知らせるメッセージが出ます。

Chorme OS FlexのUSBインストーラで試運転をする

次にインストールするマシンの電源を切って、インストーラUSBを挿入し、BIOSかUEFIを呼び出します。電源をいれてWindowsが起動する前に、「F2」ボタンかDeleteボタン”長押し”か”連打”することで呼び出すことができる場合が多いです。当方の場合は「F2」長押しでした。

BIOS画面が呼び出せたら「Boot」の優先順位を「USB」を第1順位にして、USBから起動します。

USBから起動して、「Chrome OS Flex」のインストーラーが動き始めたら、ロゴマークの表示のあと、ウェルカム画面へ遷移。



その後、OSをインストールするか、試してみるか選択する画面へと移ります。



最終的には今インストールされているOSに上書きして、Chromebook化したほうが安定した動作が見込めるのですが、サポートガイドでは、本格新ストール前に試運転をするよう勧められているので、「試してみる」を選択。


「ネットワークへの接続」の画面へと遷移するので、ネットワークに接続し、その後、Googleのアカウントへログインします。



Chromeデバイスの同期をすませると、



Chromebookの初期画面に到達。ここで画面下のタスクバーからアプリを呼び出すことができます。



(Chromeデバイスの同期のところでフリーズしてしまうことがあるかもしれません。当方の場合、えいやっと電源を落として再稼働させると、初期画面に到達することができたのですが、まだバグが残っているのかもしれません。)


Chorme OS Flexの正式インストールも考えよう

支障なく動くことを確認して気に入れば、正式にインストールして、本格的にChromebookとして使い始めてもいいかと思います。ちなみに、インストールすると、もともと入っていたOSは上書きされて消えてしまうので、クローンをつくっておいたほうがいいかと。

Chrome OSに置き換えてしまうのはちょっと不安が残るけど、という人は、USBメディアから起動させる方式にしておけば、既存OSを残したまま利用し続けることができます。ただ、USBメモリからの駆動になるので、HDDやSSDに比べると反応速度は遅くなるのでそこはご承知くださいね。

既存OSのクローン化には、各種のソフトウェアがあるのですが、無料系となると数が限られてきます。この中でもSamsung Data Migrationはクローン先のSSDがSamusung製でないといけませんし、定評のあったEaseUS To Do Backupはバックアップは無料ですが、外部SSDへのクローン化は有料化されています。またAOMEI BackupperはMBR形式でのクローン化は無料ですが、Windows11で必須となるGPT形式でのクローン化は有料です。

現時点で「無料」ということと機能の多さでこだわれば、ユーザー登録が必要など面倒なことはあるのですが、Macrium Reflect8一択となるような気がします。

Chrome OS Flexの使いごごちは?

今の所、お試し版で何回か使用してみた段階なのですが、ネットワーク環境さえ確保できれば、EeePCのような低スペックのPCでもスムーズに作業ができますね。

ネット情報によるとCPUがAtomだと音が鳴らないという話があるので、Eeepc901といった旧機種やLenovoのIdeaPADといったミニノートの場合は気をつけたほうがいいようですが、幸い当方のEeePC1215系はAMD系だったので。Youtubeも障害なく再生することができました。

また、スリープ状態になってからの復帰がうまくいかない状況が発生したこともあり、これはChrome OSがきちんと遮断できていないことによるそうです。電源を強制的に落とした上で、電源を長押しして起動させることで正常な起動に戻ることができました。

総じて、基本的な使用環境は、GoogleのGメールや、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどのGoogleワークスペース系のオフィスソフト、さらにはGoogleドライブなどのクラウドストレージの利用といったGoogleワークスペース環境が中心となるので、がっつりローカル系の場合はちょっと使いづらいかもしれません。Web上からは、DropboxもScrapbxといったアプリも正常に動作することは確認できました。ZoomなどのWeb会議アプリは未検証ですが、マシンスペックからすると少々辛いかもしれません。

正規版のChrome OS と違って、Androidアプリにはまだ対応していないのが残念なところですが、もともと店晒しだったPCの再活用としては、十分すぎるほどの出来栄えだと思います。



ただ、当方の場合は、今の所、茶の間に置いておいて、ちょっとした作業をするときに利用する程度なのでこれで十分なのですが、外に持ち出してしっかり使いたい向きや自力でのインストールは面倒だなーという方はChromebookの購入を検討したほうがいいかもしれません。

2020年12月24日木曜日

2020年のクリスマスチキン

 今年も例年どおり、地元のホテルのクリスマスチキンを注文。

ケンタッキーなどのファストフードに比べると少々お値段は張るのだが、子どもたちがまだ小さな頃からの慣習化している。年金生活になるまでの、定収入があるうちは継続しておくのかな、と思っている。無駄な慣習も、精神的な安定のためには必要なこともあるのだ。


これをナイフでワシワシと解体する。筋の境目にうまいこと刃を入れれば簡単にバラすことができるのかもそれないが、なかなか素人技ではそうもいかない。古の包丁人とは違うのだ。


かなり、手を脂でベタベタにしながら解体完了。あとは手づかみで「食らう」だけだな。

2020年12月20日日曜日

今年も冬至に「ゆず湯」

 毎年のことではあるのですが、今年も縁起物ということで、冬至の日の「ゆず湯」。

なぜ冬至の日に「ゆず湯」なのか?を調べてみると、「ゆず」そのものは香りが強いので、邪気を払い、運気を呼び込むために使うようなのですが、それ以外は「冬至=湯治」「ゆず=融通がきく」といった語呂合わせのようですね。

ゆず湯には、庭の「ゆず」を使います。


自生しているものなので、潤沢に収穫します。大きさもまちまちで、種は多いですが、まあ自家用なので気にしません。

これを大量にお風呂に投入。生のゆずの香りはかなりキツイですが、入浴剤と違ったワイルドな感じがたまには良いですね。


冬至の日には、ゆず湯と同じく、かぼちゃを食するのが風習なのですが、こっちのほうは江戸時代の冬季に新鮮なままで手に入れることのできる野菜として食べられたのでは、ということぐらいしか調べられませんでした。このあたりは、もう少し掘り込んで調べる必要がありますね。



2020年12月7日月曜日

スープジャーのお弁当 鶏雑炊

 最近は職場のお弁当の宅配が人手不足のために中止となっているので、自作のお弁当を持ち込んでいる。

とはいうものの、小難しい料理はできないので、スープジャーを使った予熱調理専門の「雑炊」がメイン。

本日は、市販のヒガシマルの調味料を使った鶏雑炊。

作り方は

①スープジャーに熱湯をいれ加温

②5分ほど温めたら、お湯を捨て、温めておいたご飯を投入

③生卵を割り入れて、かきまぜる。さらに、ヒガシマルの「雑炊の素」を投入。ネギ、タラコとかをいれてもよいですね。

④まだ容器が暖かいうちに、熱湯を注ぎ入れてかき混ぜ、蓋を締めて保温。

⑤朝調理し、昼食時までの4時間半ほど予熱調理。こんな感じになります。

生米から調理すると雑炊っぽいのですが、生煮えになるのが嫌なので、炊いたご飯をつかっているので、雑炊というよりは柔らかい「おじや」のような状態になってます。まあ、消化にはよいので良しとしましょう。



2020年12月1日火曜日

MacOS Big surにアップグレードした。速攻アップグレードが吉か凶かは検証中。

 

新しいOSはiOSにしろ、MacやWindwsにしろ少し待って、バグの修正がおさまってからアップグレードしたほうがいいよ、という意見もあるのですが、あまり深くは考えずに新しいものはあまり考えずにダウンロードするほうで、今回も11月14日にダウンロードしてアップグレードしたのですが、その記録を残しておきます。

まずは、インストールファイルをダウンロード。全体で更新ファイルの大きさが12Gちょっとあるので、光回線でもけっこう時間がかかりますね。

アップグレードした日はお休みなので、ゆったりとダウンロードしました。ブログの更新もこれが終わるまでは休憩なので、終わるまでひたすらぼんやり見守ります。

ダウンロードできたら、使用許諾証明をYesにしてインストールします。

 


ここで、電源に接続してアップグレードしないといけないと、叱られました。

 


アップグレードには15分ほどかかるようです。今回は、Kindle本でも読みながら見守ります。


 

アップグレード完了。気のせいか、アイコンの大きさが変わっているような気がします。少し大きくなったような気が。

確認のため、「このMAcについて」でOSのヴァージョンとかを確認します。無事完了です。

OSのアップグレードをすると、以前は周辺機器のドライバの更新が遅れていたり(スキャナやプリンタが多かった。CanonとPFUが特にね)することがあったのですが、最近はそんなことも少なくなっていたのですが、今回は10.1.Xから一挙に11.0系のジャンプしているので、対応していないアプリはそこそこでてくるのかもしれません。
ただ、Catalinaのときは、32bitアプリがサポート外になって影響を受けたものが多かったのですが、今回はそこまでの大改変がないせいか、わりかしスムーズなような気がするのですが、バグはしばらくしてから判明するので、まだ気が許せないところです。

(追記)

使っているマシンがMacbook2016と少々古いせいか、「プレビュー」で自炊本のPDFファイルを編集したときに、ぐるぐるマークの出ている時間が長くなったような気がするのですが気のせいでしょうか。PDFの編集がデフォルトのアプリでできるところがMacのいいところでもあったのですが、どうもOSのアップグレードのたびに使い勝手が悪くなっている感じがするのですが・・・。新しいM-1のプロセッサにするとそんなこともないのかもしれませんが、WindowsとのダブルOSでいきたいので、インテルPCも捨てがたいんですよね。


 

2020年9月16日水曜日

リモートワークやオンライン学習用に「ネックスピーカー」を持っておくと便利だぞ 

 新型コロナウィルスの拡大のせいで、リモートワークが当たり前になったり、家の中にいる時間が増えたのに比例して、PCの前に座っている時間が急増した人も多いと思います。そして、仕事の面でも、単なる資料作成だけでなく、Zoom会議とか、映像系の資料を見る機会や、気分転換にVODで映画やMusic-PVを観たりと、イアホンを使う機会は今までに比べて格段に増加していると思いませんか。

【通常のイアホンの不満な点】

僕の場合も、以前に比べてTV会議やオンラインスクールの視聴を増やしたせいで、イアホンをつけて音声を聞いていることが数倍に増加しているのですが、いつの悩みのタネになるのが、・・・耳が痛くなる、ということ。ヘッドホン型でも、イアピース型でもどちらの場合も、長時間つけていると間違いなく、耳が赤くなり、痛くなって、会議や映画に集中できなくなってしまうので、これをなんとかしようとあれこれ探ってみました。

【ネックスピーカーを試してみました】

様々なヘッドフォンやイアホンを試してみたのですが、なかなか思うようなものに出会うことはできなかったところで、勝間和代さんのメルマガに以前出ていた「ネックスピーカー」なら、耳に物理的な負担をかけることもないし、家の中で使うのであれば首輪っかのように見えても、変に思うのはうちの奥さんぐらいだし、ということで試してみました。

買った機種はお試しということで、3000円程度の安価な機種をチョイスしました。



まあ、これで音楽をガンガン聴くというわけでもなく、音質にはこだわりませんからね。残念ながら、同じ製品は現在品切れになっているのですが、同等品は他のところからほぼ同じ価格で販売されてます。



さらに、マイク内蔵なのでリモートワークの時もこれで対応可能ではありますが、首に引っ掛けている様子はちょっと目立つので、気になるときは相手にことわってから使用したほうが良さそうですね。


重さは90g程度と軽く、首にひっかかける形なので圧迫感もないので、長時間の装着も苦にならないですね。さらの耳の近くにスピーカーがくる構造になっているので、ボリュームを絞っていても、一応、ノイズキャンセリング機能ありということでクリアな音声で聴けます。

購入したネックスピーカーの場合は、電源をいれるとすぐにblueToothの接続先を探し始めますので、接続ボタンを押したりといった手間は必要なし。PC本体でネックスピーカーとつなぐ作業をすれば簡単に接続しました。

充電は普通のMicro-USBで行います。製品にも同梱されていましたが、ちょっと長さが短いのが難点です。

【まとめ】

あまり高度な使い方は期待しようもないのですが、通常のビジネス用途であれば音質は十分許容範囲です。リモートワークや、オンライン学習な度の時に気分を変えたり、耳の圧迫感からしばらく解放されたり、ちょっと浮気するには絶好のアイテムですね。
高価なヘッドホンやイアホンを買うときは、少しケチってついでにネックスピーカーも同時に購入しておくと、幸せな気分になれると思います。合わせ買いにおススメではないでしょうか。

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2020年8月16日日曜日

アウドドアに挑戦:豚バラ塊でスモークドポークをつくった

 最高気温が40度に届こうかという中、アウトドアがブームを迎えつつあるようです。街中では「三密」になる環境にならざるをえないし、かといって、自宅に引き籠もっているばかりでは鬱屈が貯まるということであるでしょうか。

ただ、当方のブックレビュー・ブログのアウトドア・コミックはアクセスが伸びている印象がないので、アウトドアの裾野が広がったというより、今まで海とか観光地に出かけていた子供連れの層が流れているだけかもしれないですね。

とはいうものの、当方も籠もってばかりでは沈鬱になってしまうので、初めて「豚バラの燻製」に挑戦してみました。今まで、鶏肉や魚肉といった初心者レベルのものは挑戦済みなのですが。「豚肉」は初挑戦です。

では始めましょう。