ホイッスルが鳴りそうでも、守りから攻めへ転じるメンタルが「逆転」の秘訣

2018年8月2日木曜日

ビジネス

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 先だって、とある書籍の出版会で、地方のJリーグ・チームの代表をしている方と一緒になったんだが、その方が、ワールドカップの日本☓ベルギー戦の勝敗を分けた原因は

・本田選手がコーナーキックを蹴る時、ベルギー側は「これで一点いれられたら終わり」と守備を固めたはず。

 日本側はここで「点を是が非でもいれたい」と攻撃寄りのシフトだったと思う。

・コーナキックがベルギーのキーパーにキャッチされた後、両チームの違いがでたのは、ベルギー側がすぐさま攻撃の体制にはいったこと。少なくともそこで3人は日本側ゴールへ向けて動いていた。

・この後、日本はベルギーにカウンターを決められるのだが、あとワン・ホイッスルでおそらくは試合終了という場面で、すぐさま攻撃の体制へ移ることができたか、すぐさま守備の体制へ組み替えることが出来たか、という一瞬にかける気持ちの差がでたように思う。攻撃と守備が一瞬で入れ替わるサッカーというスポーツの特徴的な面がでた。

という話が披瀝された。

当方はサッカーは門外漢なので、この試合の論評として、この説が良いのかどうかってなことはわからないのだが、攻撃と守備が入れ替わり続ける、あるいは攻撃と守備が渾然としているビジネスの現場でも同じことであろう。

特に、コーナーキックでゴールを狙ったボールを、キーパーがおさえた後、ホイッスルがなってもおかしくない時間状況の中で、ホッとすることなく相手方ゴールを向かって走り出すというアグレッシブなメンタルは、なかなか真似のできないことではあるが、爪の垢でも煎じて呑みたいところである。

どうすれば、こうしたメンタルがつくれるのか、と考えたのだが、

①「執着心」を持つこと

②「反射的・自動的に動く」システムをつくる

ことが秘訣であるように思える。

一番目については、ゴールをとにかく目指すという動機づけがきちんとされていて、さらに、強いモチベーションを持つことは、課題達成の必須条件であるから「執着心を持つ」という点では誰も異論はないだろう。

二番目に「反射的・自動的な仕組み」をあげたのは、およそビジネスにしろ、スポーツにしろ成功や勝利を目指している組織・チームはどれもがレベルは違いこそすれ、「執着心」は当然、持っているのは間違いない。ただ、万事休すか、あるいは試合終了か、といった場面で相手ゴールに向けて動けるかどうかは、執着心の多い少ないではなく、攻撃のチャンスが来たら、時間切れかどうかといった理知的な判断より先に、反射的に動くかどうか、ということが成否を決めていると思うからである。

いかに、技術を磨き、戦法を洗練させても、適切な時期に発動されなくては意味がない。「理性」が必要な場面と「反射」が大事な場面、ここらをしっかり踏まえておくことが必要なんでありましょうね。

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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