2016年9月15日木曜日

神田神保町「さぼうる2」で豚肉生姜焼きのランチを食す。

本日は東京出張で、久々に神田神保町を訪れた。約束していた時間は昼からだったので近くで昼食をとる。辺境に住まう身としては、昔ながらの都会の食堂的な喫茶店の老舗というのはほとんどお目にかからないので、チェーン店はよしにして「さぼうる2」に。

さすが人気店だけあって11時30分頃であったのだが、すでに人が並んでいる。ただ、結構回転はよいのでおとなしく待つ。待つこと十数分で店内に。

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メニューは、焼肉、豚肉生姜焼き、スパゲティナポリタン、炒飯と豊富であるのだが、少し注意を要するのが、量が結構多いこと。以前、ナポリタンを注文した時、完食するのに結構苦労したので、今回は、豚肉生姜焼きをチョイス。

こんなのだ。

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スープはオニオンのあっさりめのコンソメ。御飯は普通盛なのだが皿にてんこ盛りである。生姜焼きは味も濃い目で御飯に合うのである。節目にレタスで舌を洗うのがコツではある。

連れはナポリタンスパを注文。初めての来店であったので山盛りのスパに驚いている。

味は良し。店内の雰囲気は昔ながらの喫茶店。女性客多い。量は多い、となれば人気店であるのは当然ではありますな。

ー2019.2.24追記ー

こうした定食系の食堂の権威といえば、やはり今柊二さんの右に出る方はいなくて、この「さぼうる2」も「定食バンザイ!」の「定食の聖地・神保町界隈」で取り上げられていて、少し引用すると

歴史を感じさせる古い店内、ほどよい暗がり、漂うふくよかなコーヒーの香り、出版関係者らしい姿・・・。すべては新鮮な体験であり、「ああ、早くこういう場所で、編集者の方々と原稿の打ち合わせなどしたいものだ」という強烈な憧れが生じた(P28)

と古書と出版社の街・神保町らしい感想を述べた後、

ちなみに、〈さぼうる2〉の食事メニューはコーヒー同様うまい。特にお気に入りはカレーで、家庭風にじゃがいもを煮崩したかんじのドロッとしているくせに、ピリリと辛いうまさが突き抜ける。壺ごと出してくれつ飴色の福神漬けも、やや甘いコクに満ちており癖になる。

とされてますね。もちろん「特筆すべきは量の多さだろう。よく喫茶店の食事というと量的に不満があるものも多いが、〈さぼうる2〉は街の定食屋も顔負けするほどたっぷりとした量」としっかり勘所が押さえてありますね。

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