日本の人口最少県である鳥取県に住まう、リタイア生活の途上人の田舎の日常のあれこれ。「辺境」には地理的、意識的の二つの側面があり、 あくまで『”中心”ではない』と宣言中。このサイトは、本編「辺境駐在員の備忘録」の過去ログ+私的な記録+補遺なのであしからず
2016年9月29日木曜日
M/B交換後のライセンス認証のトラブルが解消できた
使っていたのがLGA1155というかなり古い型式のものなのだが、カンタンに新品のマザーボードの値頃品がみつかるのがAmazonのエライところ。
Prime会員なので2日ほどで到着し、早速に交換したのだが、ここでおきまりのライセンス認証の問題が発生。すぐさま設定を開いて認証をしろ、と警告がでたまま。
ところが、マザーボード交換など大幅なパーツ変更をした場合に定番の「トラブルシューティング」を試みるも認証できない。しばらくあれこれ試してみたのだが、どれも失敗。
このPCのOSはWindows7→Windows8(マイクロソフトのサービスパッケージを購入)→Windows8.1(無償アップデート)→Windows10(無償アップデート)と年季が入っているので、そのせいなのかもと、新しいOSを買わんといかんのかな、と半ば諦めぎみになる。
でもまあ、ダメ元でと、アカウントに登録されているPCを削除し、Windows8のプロダクトキーを入力・・・
なぜなのか原因は不明なれど、認証が通りました・・・。全ての場合に有効かどうかは不明なれど、ライセンス認証でトラブったときは試してみてくださいな。
2016年9月21日水曜日
鳥取市 神楽で「とんこつ濃+炒飯」を食す
明日は「秋分の日」で休日、しかも業務が入っていない、という絶好の日和。
なので、夕方から実家へ帰還。であるのだが、奥さんも娘も飲み会とのことで夕食は食べて帰りなさいという指示。
最近、忙しさにかまけてアパートで出来合いの惣菜かコンビニ弁当という生活が続いていたので、ここはラーメンかなと勝手に決めて、「神楽」の「とんこつ濃」を食すことにする。この店は替え玉もできるので、満腹になるのを優先すれば、その選択もあるのだが、ここはちゃんと「炒飯」をセットに。
家庭でなかなか美味しいものがつくれないのが「炒飯」だと思っていて、火力と調味料の関係が「店」でなければつくれない、いわば玄人の味といっていい。なにかと自作、自力、お家でなんとかが流行りであるが、素人が到達できない玄人の域というものを尊重し、それなりのお金と敬意を払うことが「伝統」を守る、次代につなげるといったことになると個人的には夢想してみる。
まあ、なんにせよ、夜のラーメンというのは、なにかしら、うらぶれた感じがあって、妙な風情がありますな
2016年9月15日木曜日
神田神保町「さぼうる2」で豚肉生姜焼きのランチを食す。
本日は東京出張で、久々に神田神保町を訪れた。約束していた時間は昼からだったので近くで昼食をとる。辺境に住まう身としては、昔ながらの都会の食堂的な喫茶店の老舗というのはほとんどお目にかからないので、チェーン店はよしにして「さぼうる2」に。
さすが人気店だけあって11時30分頃であったのだが、すでに人が並んでいる。ただ、結構回転はよいのでおとなしく待つ。待つこと十数分で店内に。
メニューは、焼肉、豚肉生姜焼き、スパゲティナポリタン、炒飯と豊富であるのだが、少し注意を要するのが、量が結構多いこと。以前、ナポリタンを注文した時、完食するのに結構苦労したので、今回は、豚肉生姜焼きをチョイス。
こんなのだ。
スープはオニオンのあっさりめのコンソメ。御飯は普通盛なのだが皿にてんこ盛りである。生姜焼きは味も濃い目で御飯に合うのである。節目にレタスで舌を洗うのがコツではある。
連れはナポリタンスパを注文。初めての来店であったので山盛りのスパに驚いている。
味は良し。店内の雰囲気は昔ながらの喫茶店。女性客多い。量は多い、となれば人気店であるのは当然ではありますな。
ー2019.2.24追記ー
こうした定食系の食堂の権威といえば、やはり今柊二さんの右に出る方はいなくて、この「さぼうる2」も「定食バンザイ!」の「定食の聖地・神保町界隈」で取り上げられていて、少し引用すると
歴史を感じさせる古い店内、ほどよい暗がり、漂うふくよかなコーヒーの香り、出版関係者らしい姿・・・。すべては新鮮な体験であり、「ああ、早くこういう場所で、編集者の方々と原稿の打ち合わせなどしたいものだ」という強烈な憧れが生じた(P28)
と古書と出版社の街・神保町らしい感想を述べた後、
ちなみに、〈さぼうる2〉の食事メニューはコーヒー同様うまい。特にお気に入りはカレーで、家庭風にじゃがいもを煮崩したかんじのドロッとしているくせに、ピリリと辛いうまさが突き抜ける。壺ごと出してくれつ飴色の福神漬けも、やや甘いコクに満ちており癖になる。
とされてますね。もちろん「特筆すべきは量の多さだろう。よく喫茶店の食事というと量的に不満があるものも多いが、〈さぼうる2〉は街の定食屋も顔負けするほどたっぷりとした量」としっかり勘所が押さえてありますね。