2015年11月1日日曜日

鳥取県三朝町で「ラードン麺」と「ホルモン炒飯」を食す

本日は、鳥取県の三朝町で開催された「温泉ライダーin三朝温泉」に参加。

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イベント自体は、三朝温泉の街中を4時間の間に何回周回できるかというのを競う「エンデューロ」という形式の自転車レース。全国から参加はあるのだが、レースと言っても青筋立てて順位を競う類のものではない。ロードレースのほかにママチャリの参加コースもあるという少しユルイもの。

誤解されないように付け加えておくと、あくまで観戦で、自ら走るわけではない。といっても、このエンデューロ・レース、かなりのスピードで周回するので、かなり迫力があるもの。長い時間観ているのは飽きてしまうが、一回はみておいて損はない自転車レースではある。

そして、こうしたレースやイベントに付き物なのが、地元のB級ないしC級グルメ。

ということで、まずは「ラードン麺」を注文。「ラードン」とはこちらの三朝温泉がラジウム温泉で、その元素記号のラドンにこじつけてあるらしいが、少し苦しい。内容は、豚骨醤油のタレの上にラーメンのゆで麺をのせ、ネギ、茹で豚肉、メンマを載せて、酢とラー油とコショーをかけたもの。食べるときグルグルとかき混ぜて食べる。

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都会で一時流行した「油麺」の類であろう。荒削りではあるが、意外に力強い。ただ、昨日、この麺の早食い競争をしたらしいのだが、熱い上にラー油と酢が喉を刺激するので、短時間に大量に食すには向かないようには思う。

まだ小腹が空いていたので、ホルモン炒飯をチョイス。これはチャーハンの肉に加えてホルモンを加えたもの。鳥取県中部のB級グルメコンテストで1位を獲ったという妙にマイナーな売り文句が書いてある。

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ホルモンはパイプ腸系の油っぽい部位。スダチの輪切りがついているのでホルモンを中心にかけて食す。炒飯は通常の塩味で、ホルモンの脂が華を添えるという感じ。ホルモン好きは、うむうむと頷くものであるが、ホルモンの臭いが気になる人にはちょっと刺激が強いかもしれない。人を選ぶ炒飯ではありますな。

こうしたB級ないしC級グルメは、メジャーになるまではいろんな意味で特徴がありすぎるところがあるのは否めないもので、この「ラードン麺」「ホルモン炒飯」も同じである。メジャーになる中で角が失われていくのがいいか、尖ったところを愛し続けるか、微妙な選択であるますな。

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