2015年7月19日日曜日

登山の意外な「現金事情」を垣間見る

 北アルプス・穂高岳山荘、クレジットカード支払い対応に対応

 
北アルプス奥穂高岳直下、標高2,996mの稜線に位置する山小屋、穂高岳山荘(ほたかだけさんそう、運営:有限会社穂高岳山荘、代表取締役:今田 恵)は、宿泊料金や喫茶などすべての料金の、クレジットカードでのお支払いに対応いたしました
 
ということなんだが、登山客の多い北アルプスでも、今までクレジット・カードが仕えなかった、ということにまずビックリ。プレスリリースによると、交通費やら宿泊費で出費が多くても近くに現金を引き出せるATMもなく、ということらしいので、むしろ登山客というのは、現金を抱え込んで登山していたのか・・、と登山のストイックなイメージとリュックの中の札束のイメージが重なって、なにやら不思議な感じがする。
 
ま、冷静に考えれば電力事情や通信環境は劣悪で、交通不便なところにあるのが山小屋というものだが、無理もないのだが現金が尽きた登山客は、やむなく下山したり、天候が悪化しても山小屋に止まれず風雨に打たれて難儀していたのであろうか、と余計な心配をしてみる。
 
そういえば、エベレストの場合も、ポーター代や酸素ボンベを始めとした装備代など、資金をどう確保するかが一番の難点と聞いたことがあるので、登山というもの意外と懷具合と相談する頻度の高い趣味なのかもしれないですな

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