2014年2月16日日曜日

モトローラ売却、Nexusシリーズ終了でGoogleはどこに

あれほど切望していたキャリア進出の足がかりになるモトローラをLenoboに売却し、Nexusシリーズの終了も噂されているGoogle。PC、スマホといったモノづくりをトータルで持つことをやめないAppleに対して、一体Googleはどこへいこうとしているのかな、素人的に考えてみた。

一つには、キャリアは既存の電話や回線業者に任せて、OS特化に回帰するのかな、ということ。Andoridがグローバル化していく一方で、回線や端末はその国の作法に従わざるをえないから、どうしてもキャリア間の競争に巻き込まれたりして不自由な面が強い。あえてキャリアの所有から再度離れることによって、フリーハンドを取り戻そうとしているような気がする。

もう一つは、端末からの自由である。もともと検索サービスを中心に展開されていた頃はGoogleの動きはもっと軽やかだったような気がするのだが、巨大化し、しかも「自社の端末」に類したものを持つことによって、その「端末の製造」というところを悩まなければいけなくなって、OSの自由さに影響が出るのを嫌ったのでは、と思う次第。

おそらくは、これからキャリアと端末から再び自由になって、Androidの性能をとことん活かせるキャリアと端末メーカーを自由に選択するようになると思われて、自社のマシンと自社のOSにとことん拘るAppleとは全く異なる路線に再び戻るのだろう。

そうした動きの中で、アジアのメーカーは、これまでにもまして頭脳と神経ともいうべき検索エンジンとOSを握るGoogle、Apple、そして老いたりとはいえまだまだ元気なMicrosoftに右往左往させられて、土管化と3Dプリンター化に追い込まれていくのだろうか??

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