2012年8月13日月曜日

「ライフ・ログ」ブーム(?)に思うこと

「人生は一冊のノートにまとまなさい」や「たった一度の人生を記録しなさい」やいくつかのモレスキン本などを発端として、ちょっとしたブームの気配もある「ライフログ」なのだが、生活の記録を残すというのは、日記をはじめとして特に珍しいことでもなく、誰しも三日坊主になった経験はあると思うのだが(もし三日坊主でなく続けていると言う人があれば、読み飛ばしてもらっていい)、やはり最近のデジタル=スマホのブームが、その敷居をさげているように見えるのは確かだろう。さらに本書で紹介されているように、クラウドにその記録を残しておけるようになると、以前の記録すること自体の時間的、場所的な制約から解放してくれているのは間違いない。
 
だが、ライフログをつける人は、どんどん増えるでしょうとなるかというと必ずしもそうとはいえないだろう。「たった一度の人生を記録しなさい」でも、「何も考えずにただひたすら「記録」を繰り返していると、あるときふと「何のために記録しているのか」という疑問がわき起こります」と言われていて、そうならないためには「記録を見返し」て自分自身の行動を客観的に見つめることが必要だ、と言われているのだが・・・。
 
 
まあ、個人的には、肩肘張らずに、簡単な日記というか行動メモぐらいの気持ちでやりましょうや、と言いたい。ライフハッカーの人たちの提案は私たちの行動や仕事の作法を劇的に改善してくれることが多いのだが、あまり生真面目に服用すると呼吸困難に陥ることがあるかもしれないので、体質とか体調を見ながら、あせらずに続けてみるのがよいような気がするのだが如何か。
 

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