2012年6月17日日曜日

最近のノマド論争ってのに思うこと

ノマドになって収入がどうなったかとか、ノマドの宣教師である女性がネットワークビジネスにどうとか、最近、ノマドのワーキングスタイルとはちょっと違ったところで騒がしい「ノマド」なのだが、最近思っているのは、ノマド・ワーキングっていうのは、ひどく文系的で、極度に企画提案系かIT系のような気がするので、世にあるビジネスや生業すべてに共通しないし、全ての天辺ではないよね、というところ。
 
というのは、当然、飲食系のものはもちろんのこと、農畜産業やら、ひいていは実験とかが必要になる理系の世界では、カフェで電源を探してキーボードたたいて、なんとやらって形で仕事をするのは、およそ不可能に近い。理系で可能性があるのは、プログラミングの世界ぐらいだろう。さらに介護・医療はカフェを渡り歩いても仕事は片付かないのは明々白々で、まあ、有体にいうと、そういったレベルで捉えておいたほうがいいじゃないかな、ということ。
 
といって誤解しないでほしいのは、個人的にはノマド的なワークスタイルはいいね、と思っているし、デスクワークで陥りがちな不要物(それは凝り固まったビジネススタイルもあれば、机の中のごちゃごちゃになった文具や私物もあるだろう)を排除するには、身軽でそぎ落としたノマドのワークスタイルが効果的だよねと思っている。
でありながら、さりはさりとて、である。
まあ、今のところは、通常のビジネス・スタイルを基本におきながら、ノマド的なワーキング手法をゆるやかに取り入れていくいいていうのが、一般のビジネスマンにはいいところなのかもしれないですね。
 
最近、仕事が立て込んでいて、缶詰的になって仕事しているので、ノマド型のワークスタイルに辛くなっているかもしれない、ご容赦を。
 

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