2011年11月13日日曜日

アマゾンのビジネススタイルに学ぶ「ひとつの同じ枠の中だけで採算を採ろうとはしない」

瀧口範子さんのブログ「シリコンバレー通信」の2011.11.9のエントリー「電子書籍を貸し出すアマゾンの出欠サービスっぷり」でアマゾンのビジネススタイルについて
 
 それにしても、アマゾンの出血サービスはいつものことだが、最近はますます磨きがかかっている。どうも見ていると、アマゾンという会社のやり方は、何でもひとつの同じ枠の中で採算を採ろうとはしないことだ。別のサービスも含めたもっと大きな図の中で採算を考えているとか、あるいは将来の発展型を想定して、そこから採算をはじき出しているとか、そんな風に見受けられる。
 
という記述を見つけた。
 
出血サービスをやりながら中期的なところではしっかり大きな利益を出しているアマゾンのやり方を表しているのだが、私たちの個人的なビジネススタイルを考えるにあたっても参考にしたいところ。
ともすれば、一つの限られた職場、仕事の中で利益を出す・成功を得るところに血道をあげてしまいがちであるし、一つの道だけに専心することを美徳としがちなのだが、採算をとる・成功するレンジ(範囲)を広く構えておく努力をする、ということは、常に考えておくべきことなのだろう。
仕事上の失敗で落ち込んでいるときや、なんとなく閉塞感に苛まれているときは、「今はアマゾンのように出血サービスをしているところさ」と嘯きながら、ビジネスの側面、プライベートの側面、すべてを総合したところで「採算を採る」というのはどういうことか、じっくり考えてみてもいいかもしれないですね。

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