2011年8月27日土曜日

NHK受信料の「10%還元」がもめているらしい

 
 NHK受信料「10%還元」の具体的方法を盛り込む平成24年度からの次期経営計画の検討が、23日の経営委員会から本格化する。「10%還元」は20年10月に議決された現経営計画に盛り込まれ、当時の経営委は「還元は値下げ」と明言したが、NHK幹部は経済状況の悪化などから「ゼロから再検討しており、素案を示せる段階にない」と明かす。執行部内には放送設備の耐震強化など災害対策を「還元」と位置づける案なども浮上しているが、視聴者の理解は得られにくい状況だ。
 
とのこと。
 
で、この還元の手法として、オンデマンドの無料化も検討の素材になっているとのこと。まあ、放送設備の耐震強化を、「10%還元」なんてエラそうにいわれた暁には、NHKの経営陣の神経を疑わざるを得ないが、オンデマンドの無料化は選択肢の一つとして考えてもいいのではないか。
 
NNHKの過去の番組は、作成にかける物量と人的投資もあって、かなりの高レベルもものが作成されてきている思っているので、これを、国民の財産として無料で提供するというのは、国民から受信料をとってきたNHKの国民への還元の方法として「あり」ではないだろうか。たとえば、公立の図書館、博物館がその収蔵物を無料ないしはかなり安価な料金で公開するとと同じようなものと考えてはいけないだろうか。
 
正直なところ、オンデマンドの料金は民間の他の映像配信系のサービスと比べても割高な感があるので、それぐらいいいんじゃない、と思う次第である。

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