2011年8月16日火曜日

「グーグルがモトローラ買収」ってNEXUSの捲土重来を期しているのか?

今朝方から、ネットの上ではグーグルがモトローラを買収する話で持ちきりである。ネットではないが、なんとNHKの朝のニュースでもやってたぐらいだから、スマホも日常生活的風景になってきたな、と思う次第。
買収の詳細は、C-netによると
 Googleは米国時間8月15日、Motorola Mobility Holdingsを現金約125億ドルで買収すると発表した。1株あたり40ドルで、これは8月12日終値時点のMotorola Mobilityの株価に63%プレミアムを乗せた価値となる。
 Googleは、同社の「Android」を通じてMotorola Mobilityとパートナー関係にある。Googleの最高経営責任者であるLarry Page氏は、「Motorola MobilityはAndroidに深くかかわっており、2社が結びつくのは自然なことだった。2社が一緒になることで、Androidが強化されるだけでなく、市場の活性化にもつながり、顧客の選択肢も広がる」と述べている。
ということで、いくつかのニュース時報をみると、最近のappleをめぐる訴訟争いの泥沼からの回避と、特許争いで有利な地位を占めたいから、というのが多くの理由で、もう少しうがったところでは、appleのような垂直分業をしたいから、といったところが大勢である。
で、ふと思ったのが、GoogleはNexusを諦めていないんじゃないか、ということ。携帯キャリアを通さず、まるでPCを買うように買える携帯として売り出したNexusだったが、ご承知のとおり、携帯キャリアやメーカーの有形無形の意地悪で今はもう影も形もないはず。
しかし、もともと技術至上主義のGoogleのこと、技術の上にマーケティングを置きたくはないはず、いずれはテクノロジーの神の配下に全てを置くんだー、という野望を捨てきってはいないとみるが、いかがか。
今年の年末商戦あたりに、モトローラ製のNexusが店頭に並ぶってことがおきるかもしれませんねー。でも、それは、モトローラ以外のメーカーがandroid端末を出さなくなる前兆であったりして・・・
(あちこち、ネットを彷徨っていると、404 Blog Not Foundの小飼 弾さんが、今回の買収について批判的なエントリーをしていた。さすが、眼のつけどころが違いますな)

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