2011年6月5日日曜日

読書メモ:仕事の問題の本質を捉えて対処する方法

佐藤可士和の超整理術(P47~P56) から
仕事の問題の本質をきちんと捉えて対処するには
①状況把握・・・対象(クライアント)を問診して、現状に関する情報を得る
②視点導入・・・情報に、ある視点を持ち込んで並び替え、問題の本質を突き止める
③課題設定・・・問題解決のためにクリアすべき課題を設定する。
のプロセスを踏む。
その際、大事なのは
・問診によって状況を把握したら、次は問題の本質をつきとめるために情報の因果関係をはっきりさせていく 

・把握しただけの段階では、さまざまな情報が羅列されたままで混沌とした状態なので、並び替えたり、いらないものを棄てたりして、あいまいな部分をなくしていく。

・そのために不可欠なのが自分なりの視点を導入すること。バラバラの情報を、ある視点に沿ってつなげていくことで、状況の根源となっている問題の本質を表面に出していく。

・課題が見つかれば、しめたもので、進むべき方向が見えたので、この時点でプロジェクトの半分は完成しているといってよい。

実際の例として、キリン「極生」の商品開発に筆者が携わった場合が、随所に紹介されているが、「課題をくっきりと切り取る」っていうのが、一番難しいんだよな。

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