2008年8月5日火曜日

ソウルに行ってきました

ソウルに8月3日から4日の日程で旅行してまいりました。
竹島問題に端を発して、またなにやら日韓政府の関係は雲行きが怪しくなっていて、あちこちの国際交流事業にも影響がでているのですが、ソウルは・・・・・・相変わらずでありました。

2泊3日の日程なので、そんなにあちこちを歩き回れる日程でもなく、また家族連れでもあったので、南大門市場での買い物や明洞でのショッピングへのお付き合いや食事(なんと今回、月に一度のデパートの休日にぶつかってしまい、デパ地下散策はできずであった。残念)という観光客おきまりのコースなのだが、
「日本人ですか? 今これ人気高いですよ」
「これ安くしとくますよ。」
あるいは
「本当のニセモノあるよ。見ていかない?」
といった、いつもながらの市場であったし、明洞も、いつもどおり、韓国人や日本人や欧米人で賑わう、いつもの明洞であった。
こうした領土問題が起こるたびに、マスコミの論調や政府の発表では、韓国のいたるところで、日本人排斥運動がおこっているような報道がなされるのだが、現地、特に観光地を控える大都市では非常にクールで、いつもながらの対応が続けられていることが多い。あまり、「オオカミがきた」状態の報道が続くと、本当に極度の対立関係がおこりそうになったときに、妙な世論をつくってしまうことにはならないだろうか、と勝手に心配もしてみるのである。

それにしても、今回の旅行でも、南大門市場近くで、現地のおばちゃんに話しかけられ、「安くて良心的な店知っているから、教えてあげる」、といわれ、行ってみたら、そのおばちゃんの店だった、といったまるでコントのようなこともあり、いつもながら、あちらの商売人の方々のバイタリティの強さには、ただただ頭が下がるのである。

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