伊東屋の社長のノート術に学ぶ「書きなぐること」の効用

2018年2月14日水曜日

ノート術

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 伊東屋の社長のノート術が「伊東屋の社長が「絵」でノートを獲る理由」としてPRESIDENTのWebに掲載されている。記事の主眼は、「絵でノートをとる」ということで、その意図は

絵は多色ボールペンがあれば、1,2分でサッと描けてしまいます。それをみんなに「こんな感じ」と見せれば、私が意図していることは大体伝わり、到達点やイメージを共有することができます。まず解釈に齟齬が生じることは無いでしょう。一方、言葉で到達点やイメージを共有すようと思っても、上手く伝わらないことは多い。たとえ意味的にはd¥正しい言葉を使ったところで、1つの言葉が受け手によっていろんな意味に変換され、齟齬が生じることもあります。

と、これはこれで示唆深いのだが、当方的に「おや」と思ったのは

書く行為が思考を塗り替えることもあります。意外に面白いのが、書きなぐってみると思ってもなかった発見があることです。書き間違えた言葉から新しい考え方を学ぶこともあるし、自分の勘違いで書いたメモが結果的に学びになることもあります。

といったくだり。とにかくノートに「書きなぐる」という行為は、自分の思ったことを、とにかく書き出すのは、GTDの「タスク」を全部書き出すことによって、自分のやるべきこと、やりたいことを棚卸するということに通じるものがあるし、一種の一人ブレーンストーミングの効果もあるようだ。

この時、キーボードを叩いても同じ効果が得られないのは、どうしても構えてあ¥しまって、思考が自由奔放に広がっていくのが、手書きで大きな字で書きなぐることにどうしえもおよばないことにもよるし、人間のアナログの性というものか、手を動かしていると、思考がどんどん伸びていくよう感じが得られる「手作業の効用」によるところもあるのであろう。

メモやノートでは、デジタルよりも、アナログに一日の長のあることも認めないといけないようですな。

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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