2015年10月19日月曜日

鳥取市 Trees の半熟卵のカレーパンを食す

「人は見た目が9割」なんて本があるように、出立ちというやつが怪しげだと、どうにも信用してもらえないことがある。同じことが食べものにも言えて、こちらの持っている先入観に合わないと、なんか損をしてしまうような気がする。

そんなことが当てはまりそうなのが、今回の鳥取市のTreesという店のカレーパン。

その出で立ちはこんな風でカレーパンというなら、きつね色で、衣がカリカリしていて、どうかすると三角形というイメージ画からかなりかけ離れている


正直、カレーパンと名乗りながら丸っこくて分厚い姿なので、なんか偽りごとがありませんか、と疑ってみたくなる。さらに「半熟卵の」と名乗る限りは一体どんな卵が入っているんだという思いにかられるので、なにはともあれ割ってみる。少々乱暴に割ったので、格好が悪くなってしまい、お店の人には申し訳ないんだが、確かに半熟卵がごろんと入っている。

そして、カレーは赤色の強いカレーで、このへんもなんかオシャレっぽくて、そんじょそこらのカレーパンではないよ、と少し高ピーではある。

味はというと、こう見えて結構辛くて、普通のカレーパンのように油でべっちゃりした感じだと違和感があるのだが、サクサクとしたパン生地によく合う。半熟卵も割るととろりとしていて、出来がよろしい。

大きめのパンなので、一口二口でどうこう、というわけにはいかないのだが、おいしくいただきました。



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