2015年8月16日日曜日

サービスを引き下げても批判の少ない稀有なケースーEvernote プレミアムプランの月間アップロードを10Gに引き下げ

サービスレベルを引き下げると、それが人気サービスであればあるほど批判が続出するものだが、Evernoteが日レミアム会員の月間アップロード容量を「無制限」から「10G」に引き下げたのだが、さほど批判の声を聞かない。

「無制限」のサービスはたしか今年の4月から始めたものだったのでサービス停止までさほど時間は経っていなおのだが、「想像以上の混乱と問題を引き起こし」とらしく、かなりの新規ユーザーが無料ストレージがわりにファイルをアップロードしたり、ファイル共有をしたりsたんだろうな、と想像する次第。

確かに料金的なことを考えると、クラウドのファイル保管のDropboxが月間1000円ちょっとだから、強力な検索機能があって月500円足らずのEvernoteをファイル保管庫につかってしまおうという発想が芽生えるのは時間の問題であったんだろう。
さらにスマホユーザー向けには、あらゆるファイルをEvernoteに送っておくと便利、といったレファレンスもされていたからなおのことであったと推測。

Evernoteでは「無制限」を理由にプレミアム会員にアップグレードしたユーザーに料金を返却するそうだが、1G時代からのユーザーである当方にとっては、まあ蚊帳の外の話ではある。まあ通常の写真こみのライフログや、仕事や趣味関係の原稿やらメモといったテキストファイル、ウェブクリップ程度であれば月1Gでも十分ではあったので、「無制限」でなくなってもあまり痛痒は感じない。

ただ、こうした「無制限の容量」というのは、近くでは「BOX」の無料ファイルサービズの終了やGメールのファイル保管的利用の制限など、以前から「無制限」を謳うとトラブルが起きていたのは事実なので、Evernoteの場合もちょっとユーザーの利用方法に関して見込むが甘かったという点は否定出来ないではあろうな。

ただ、当方としては、一つのサービスに個人データのすべてを預けるのは、なんとなくコワイ臆病者であるので、仮に「無制限」が復活しても、他のサービスを辞めて、これ一本で行く度胸はちょっとないですな。

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