2011年8月4日木曜日

リーダーの条件

東洋経済オンラインの
 リーダーの条件は"思い"。何かを変えたいという気持ちがなければ旅の仲間は集まってこない――出口治明・ライフネット生命保険社長
で紹介されていた"リーダー"の条件

 何よりも「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」を観るのが一番いいと思います。フロドという小人が指輪を滅ぼしにいく物語ですが、リーダーには3つの能力が必要であることがわかります。

  まず重要なのは、「何かしたい」という"思い"です。麻生さんや菅さんのように、総理大臣になるのが目的だという人もいますが(笑)、何かしたいという思いがない人はリーダーとしては最低です。
  次に"多くの仲間を集める能力"。1人では世の中を変えられませんので、旅の仲間を集める必要があります。"共感力"や"説得力"といってもいいですね。そして旅を最後まで続ける"統率力"も大切です。
 しかし、やはり何かをしたいという"思い"を持つことが圧倒的に大事です。フロドは小人で統率力があるわけではありませんが目的を達成します。皆が助けてくれたからです。
  歴史を振り返っても、リーダーと呼べるような立派な人はほとんどいません。うまくいった国というのは「ロード・オブ・ザ・リング」と同じで、ポートフォリオが良かったんです。ただ、フロドには「指輪を滅ぼしたい」という強い気持ちがありました。だから周囲は彼の足りない所を補ってくれたし、彼はリーダーになることができたんです。
  リーダーの条件は、"思い"に尽きます。「何かを変えたい」という気持ちがなければ、旅の仲間は集まってこないし旅を続けることはできません。

 「指輪物語」が登場するところが、さすが、生命保険の常識を変えた、出口社長らしいな、と思うのと、やはり、物事を成し遂げるには、「思い」「熱情」が根幹なのかな、と思った次第。

 仕事をしていると、成果になかなか届かないことや、他からの無関心などで心折れそうなことがあるけれど、結果云々に関わらず、「思い」をもって進んでいくことが、自分で自分の心を食い破ってしまわないために大事なのかもしれませんね。

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