2009年7月16日木曜日

日本人の夏は「ソーメン」?

アイシェアの市場調査によると、夏に食べたい麺の一番人気はソーメンなのだそうだ。
調査結果をみると514人の20代から40代の男女に聞いて、そのうち27.6%が夏のもっとも食べたい麺はソーメンを選んだとのこと。(ちなみに2位は「そば」、3位は中華麺(ラーメン)

好きな麺は、という問いには、ラーメンが一位だったようだから、やはり、夏とくれば、ソーメンの涼しげなところと腹にたまらなそうなところが支持されたのかもしれない。
ソーメンといって連想するのは、私のガラス鉢に氷水をはって、そこに盛られている姿と、これまたガラス製の器にごまとネギを散らしてってな感じで、熱い「にゅうめん」はほとんど連想しないから、「海の家」ないしは「お化け屋敷」と同じく、夏の季節限定的な商品といえなくもない。

なんとなくあの白くて細い姿が、頼りなくて、私の場合、「そば」の方が好みなのだが、夏の暑いときは、べたべたしてなくて、不実っぽい方がいいんだよ、ってな感じでソーメンを支持する気持ちもわからないではない。

で、「おや、お元気でしたか」とおもわず声をかけたくなるのが6位の「ひやむぎ」。
そうめんの頼りなくて不実なところと、うどん(ちなみに5位)のがっつりしていて堅実なところに挟まれて、どうにも持ち味が出し切れない「ひやむぎ」なのだが、「スパゲッティ」を押さえたところは誉めてあげるべきなんだろう。

でも、がんばれ、っていってもこれ以上順位はあがらないだろうな~と思わせるのが、やはり「ひやむぎ」の中途半端なところなのである。

でも、以前はガラス製の器に入って、錦糸卵を少しとさくらんぼを置いた姿を拝見していた「ソーメン」。最近は、お店で姿を見かけなくなったと思いませんか。すっかり「家庭の味」になってしまったということなのかなー。

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