2009年6月7日日曜日

曇り空の運動会

 今日は、息子の小学校最後の運動会なのだが、あいにくの曇り空。おまけに、時折、小雨もぱらつく天気である。

 運動会っていうのは、なにかしら心はずむような、鬱陶しいような感じで、これは、生来足が遅いせいで、100メートル走などの着順がビリかビリから2番目だった昔の記憶が影響しているのかもしれない。

 息子の通っている小学校も、運動会は以前は春と秋、年2回あったのだが、最近は地域と学校共催の春の運動会だけになっている。これを寂しいと思うかどうかは、それぞれの性向によるのだろうが、私の子供の頃は、田舎の農村地帯であったせいか、稲刈り後の秋の運動会が、地域の大重要事であった。どれぐらい地域の大重要時であったかというと、集落別のリレーなどの時は着順をめぐって血の雨が降ろうかというぐらいで、ちょっと怖いものがあった。

 もともと運動会っていうのは、人生の縮図みたいなものがあって、足が速いからといって1着に必ずなれるものでもなくクジ運みたいなものがあるし、先頭集団が一斉に転倒して漁夫の利をえて驚いている子もいる。 こうした運不運をないまぜにしながら、勝敗や順番がついていくあたりが、大人も熱くするのかもしれないな、と思うのである。

まあ、なんとか本日の運動会は、終わりました。やれやれ。

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