2006年6月22日木曜日

じゃがいものオムレツ

酒呑みの通例か、いも、まめ、かぼちゃの類はちょっと苦手である。
といっても、子供のころからずっとそうだったというわけではない。
子供の頃は、今よりもう少し田舎(いわゆる農村ってやつですな)に住んでいて、しかも、両親が共働きだったから、祖母に育てられたようなものだった。で、年寄りの常として、いも、まめ、かぼちゃのおかずが多くなる。どうかすると、毎日、そういったおかずが続いたこともあった(昭和40年代でも、肉とかは、えらく御馳走だったような気がする。)。そのときに一生分食った気がするせいか、好んでまで、いも、まめ、かぼちゃは食わない。
しかし、こうして時折つくられる「じゃがいものオムレツ」なんかは、普段、子供に好嫌いするなと一定いる手前、無碍に食べない、ということもできないから、特別に小さめにしてもらう。
その上で、ケチャップ、ウスターソースを、これでもかっていうぐらいにかけて食べる。うまいのかって聞かれると、「うむ・・・、まあまあ」という程度に答えざるをえないのだが、まあ、ともかく、こうして食べる。

ありがたいことに、鰻の蒲焼きも二切れ。さすがに、じゃがいものオムレツでは、ビールをぐびぐびというわけに私の場合いかないので、もっぱら、このあたりを肴にする。

あとは、じいさんやばあさんのお昼ごはんの時に余ってしまったらしいハタハタの干物(うちのばあさんは、衝動的におかずを満漢全席状態にする傾向があって、ときおり、誰が食べるのか不明のおかずが出現することがある)。焼いてから時間がたっているのだが、醤油をかければ、なんということはない。これも貴重なビールの肴となったのであった。

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