寒波と突然の大雪で「単身赴任」がとてもわびしくなったので、「ワーク・シフト」をふたたび提唱したい

2018年2月5日月曜日

単身赴任

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昨夜、今年最大の寒波が訪れて、日本海側の当方の住まう地域はお決まりのように突然の「大雪」。本日は午前中にはずせない来客があったので、昨夜遅く、実家から単身赴任先へ舞い戻った。


雪の具合はこんな風で、まあこの地域にしては大雪で大混乱というわけではないのだが、精神的にこたえるのは、家族でわいわいやっているところから、一人暮らしの「寒い」環境へ、夜更けて移動するというところ。
単身赴任先に女性問題云々ということが起こるのも、こうした心のスキマが生じやすいせいであろうし、またモチベーションの関係でも、単身赴任を勤め上げた先に昇進とかお土産があれば別なんであろうが、そのまま定年といった具合では、なんとも意気が揚がらないのは間違いない。
で、提案したいのは、もっと家族で一緒に暮らして、しかも遠隔地で働く、といった働く環境の整備を公式に進めるべきでは、ということ。最近は人生100年時代の「ライフ・シフト」が政府関係でも「働き方改革」としても大流行のようなんであるが、提唱者のリンダ・グラットンを呼ぶのであれば、彼女の前作「ワーク・シフト」の方で提言されていた「場所から開放された働き方」の方も、ちまちましたテレワークじゃなくて、もっと本格的に取り組んでみたらどう、と思う次第。

レオパレスをはじめとした単身赴任ビジネスは困るかもしれないが、地方の人口対策や高齢者の活用といったところでも「ワーク・シフト」は寄与すると思うんですが、どうでありましょうか。

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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