ウォズアニック氏の「次の技術革新はアップルではなくテスラ」からに思う”「権威」になるとそこで止まり”ということ

2017年6月6日火曜日

ビジネス

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 C-netで、スティーブ・ジョブズとともにアップルを世界的企業にしたウォズアニック氏が「次の技術革新はアップルではなくテスラから」という記事を読む。

記事の本体はこちらを読んでいただきたいのだが、最初、技術革新がテスラからのなのは、そのCEOの尖り方の違い、つまり、ジョブズのいたころのアップルは技術革新力があったが、クックにはねー。イーロン・マスクぐらい尖ってみなよ、ということかと思っていたら

「Google、Facebook、Apple、Microsoftのように世界を変えてきた企業を見てみるといい。そしてTeslaもだ。こうした企業はたいてい若い人たちが始めている。大企業から生まれたところはない」(Wozniak氏)

ということが本筋らしい。一読すると「若いものの単純礼賛かよ」とおっさん世代は思いがちなのであるが、ここは、技術革新という海のものとも山のものともわからないものの実現に賭けられるのは、失うものの少ない「若い世代」が圧倒的有利である、ということであると当方は解釈している。つまり技術革新をするには、いろんなリスクと今までの価値観を壊さないといけないが、いっぱしの権威になって失って惜しいものがふえてくると、そんな乱暴なことは無意識にセーブしてしまいがち。なので、技術革新とか新しいものを創造するのは、精神的にも物理的にも、できるだけ身軽にするっていうのが秘訣、ということであろうか。

 

そうであるなら、年齢的に年をくっていて、新規事業に取り組む時間が少ないというハンデはあるにせよ、いかに自分を徒手空拳的なところにおけるか、というのが大事になるんではないでしょうかね。

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