2012年3月17日土曜日

e-Taxにチャレンジしたのだが・・・

給与所得者で、しかも給与を出してくれるところも一つなので、確定申告とは縁の薄い生活を送ってきたのだが、昨年は保険金の還付があったため確定申告が必要になった。
で、折角だからと、e-Taxに挑戦することにした。

と、ここまでは威勢よく書けるのだが、さてやってみると、まあ面倒くさい。
操作自体は、国税庁のHPに従っていけばいいのだが、まず

・ブラウザはIE限定
・入力用のソフトをインストールしないといけない
・途中、確認のためにPDF表示が必要になるのだが、Adobe Reader じゃないと動作しない

といったことで、Microsoftグループの申し子でないといけないような作り込み。

それでも。「うー」と唸りながら操作を続けていたが、個人認証のパスワード入力のところで、数回タイプミスしてあえなく、沈没。

結局のところ、書面で提出する方式で対応することに・・・
二度とe-Taxはしないだろうなーと思い知らされたのでありました。(カードリーダーを借り物で済ませたので、その辺の出費が抑えられたのが救いかな)

2012年3月15日木曜日

Asus 1215Bの修理ができた

一回OSをとばしてしまって、自分でリカバリをしたり、Ubuntu化やら悪戦苦闘していた、Asus1215Bだが、本日、修理があがって、Asus Japanのサポートセンターから届いた。
起動してみたが、無事、リカバリされているみたい。
修理報告書をみると、HDDが故障していたため、交換したとのこと
 
3/3にサポートセンターに連絡し、3/6引き取り、で本日受け取りなので、発送してから10日足らずで修理があがったことになる。
 
Asusのサポートは、ネットでみるとあまりよく言われていないんだが、今回の私の場合、ちゃんと丁寧に対応してくれたので、Asusを見直したところである。

2012年3月14日水曜日

1本線ノート術を試してみた。

「1本線ノート術」とは、吉澤ゆかさんが提唱するノートの取り方で、著書の「アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術(アスキーメディアワークス)」から、その方法を簡単に引用すると

①ノートの真ん中に1本線(センターライン)を引く

②センターラインの左側に学んだこと(インプット)をメモする

③右側には、気づいたこと、ひらめいたこと、アクション・プランを書く

④書き込んだアクション・プランをいつやるか決める

といったもの。

ノートは、どんなものでもいいようだが、オススメとなっているのは、速記者や欧米の秘書の方が使う「ステノ・ノート」というもので、聞くところによると、この本のおかげで結構注文がされたらしい。

で、このノートの取り方、発想の仕方は、講義やセミナーの受講以外にも、仕事のいろんな分野(目標達成のプランニング、講演やスピーチのレジュメづくり。プレゼン準備 など)に応用の活用が可能ということらしい。

で、試してみた感じでは、セミナーや研修のメモをとって、それに基づいたアクションプランを考えたり、会議などで発言や議論をメモして、次の行動計画や分担を整理したり、といったことには威力を発揮するが、何か漠然としたテーマを設定して発想を広げていくのは、マインドマップのような形で考えた方がしっくりして、発想も広がる感じがする。

どうも、罫線や方眼のノートを半分に仕切ってやると、考えが「箇条書き」的になるせいではないだろうか。

つまり、発想が論理的になってしまって、自由に発想を広げていく仕事ではやりにくいと思うのだろう。

一方、セミナーや会議では、インプットが時系列的に入ってくるので、マインドマップ的な処理をするより、論路的な構造のもとで処理した方が仕事がやりやすいと感じた所以なんではなかろうか、と思っている。

このあたり、もうちょっと、いろんな場面で試してみて、またレポートしたい。

2012年3月4日日曜日

Kindle参入報道に伴うあれこれ

共通のプラットフォームをつくるために団体を立ち上げる、といった報道から数日たったところで、角川書店がAmazonと合意したとの報道

デイリースポーツ・オンライン 「電子書籍新会社を4月設立 180の出版社が賛同」
GIZMODE 「Kindle派に増援が! 角川グループとAmazonが手を組んだ!」

いつもプラットフォームづくりのところで、意思が統一できず、電子書籍の大規模な普及が進まなかったことを考えると、もともと電子書籍に熱心だと思う角川書店が、Kindle上陸後の市場で有利なたち位置を占めるために、選考してアマゾンの主張を呑んだという図式か


本当かどうかわからないが、PHPとかサンマークといったところはすでに合意しているという報道もあり、これで、講談社とか文春、小学館といったところが合意すれば一気にKindleが、日本のデジタル本の世界も席巻してしまう公算が高いということか

4月参入とあれば、機器の販売といったことも含めて、もう、そろそろリリースがあってもいい頃だと思うのだが・・。

2012年3月3日土曜日

asusのサポートへ連絡

いろいろ右往左往したasusのEeePC1215Bだが、結局、本日、サポートに連絡してリカバリを頼んだ。今のところ、リカバリディスクでリカバリできないわけは、不明なままだが、長いものに巻かれてメーカー修理に頼ることに。思ったより、というか噂と違ってサポートの対応はきちんとしてました。あとは、かっちりと修理してくれるかどうかでありますな。

2012年2月28日火曜日

なぜ、古い「旅行記」を読んで、レビューするのか

いわゆる「旅行記」が好きである。しかも、新しいモノ、古いモノ問わずである。
もちろん、ここでいう「旅行記」は、マルコ・ポーロといった歴史書としてすでに評価されているものではなくて、ここ10年から20年ぐらいの旅行記をさすのだが、時間が経過すると、旅の情報誌としては使い物にならなくなるのだが、読み物としては別の価値が出てくると思っていて、新しい旅行記はもちろん流浪への思いをかきたててくれて楽しいのだが、古い旅行記も一種のノンフィクションを読むような味があってまた良いのである。

というのも、素人が書いた旅行記、滞在記も、歴史書とはいえないまでも、10年・20年の時間の経過の中で、歴史のテキストとして転換する時があると思っている。数日、数週間の滞在やツアー旅行であっても、確実にその時の街の様子、現地の人の暮らし、日本人の旅の様子を確実に切り取っているわけで、しかも、災害とか、事故とか政変とか今までのものがすべてひっくりかえるような出来事が起きる前であれば、確実に失われた歴史の一コマを記録したものといっていい。

例えば、司馬遼太郎氏の「街道をゆく」は昭和46年からはじまった日本、すでに我々の感覚では失われた「良き日本」から現在に至るまで、あるいは日本人の目を通した諸外国を記録した上質のノンフィクションであるとともに現代史の一史書であるといっていい。

ただ、残念なのは、こうした旅行記というものが、著名な作家や学者、政治家のものは別として、失われがちであるということだ。とりわけ、縮みがちな世相の時は、「旅」というもののもつ贅沢さが嫌われるのか、素人のものはおろか旅行作家といわれる人たちの著書も絶版になったりして、手に入らなくなりがちなところ。(旧ソビエト時代の特派員の生活を記録した「大蔵雄之助『ソヴィエト見聞録』」は、失われた社会主義国の生活の記録であるが、すでに絶版になっているせいか、amazonでも出品者から買うしかない。まあ、中古でも買えるだけいいとしなければならないのかもしれないが)

こうしたものをアーカイブ的に残していくようなことができれば、未来において、その時の暮らしや人々の表情を、政変や国家の衰退があっても、ある程度遺していくことができるのではないか。いわゆる「旅モノ」のブックレビューを書きながら、ふと、こんな不遜なことを思うのである。

2012年2月27日月曜日

舘神龍彦「手帳カスタマイズ術」(ダイヤモンド社)

 iPhoneなどのデジタル系にスケジュールなどを移行してから長いのと、最近、アナログ(私の場合、特にノートと)とデジタルとをデジタル寄りに統合するには、どうしたらいいかに悩んでいて、その面では、手帳をメインに使うためのカスタマイズは、ちょっと趣旨が違うのだが、カスタマイズの精神は、手帳だろうが、ノートだろうが、デジモノだろうが変わりはあるまい、との思いで読んでみた。

構成は

PROLOGUE どんな手帳も自分に合わせてカスタマイズできる
CHAPTER1 「貼る」「挟む」でマイ手帳にチャレンジする
CHAPTER2 「自分リフィル」で自分だけの習慣化フォーマットをつくる
CHAPTER3 パーツを増設してマイ手帳の可能性を無限大にする
CHAPTER4 毎日の生活に活かすマイ手帳カスタマイズ術
CHAPTER5 仕事に活かすマイ手帳カスタマイズ術
CHAPTER6 マイ手帳を使いこなすためのデジアナ併用術


となっていて、全体を通しての流れは、当然のことだが、アナログの手帳を、加工とカスタマイズを通じて、いかにフレキシブルで自由な形で使えるようにするかという点。

カスタマイズのアイデアを本にしたようなものだから、中身を詳細に引用することは、即座にネタバレにつながるから、最低限にとめておきたいが、スケジュールとかはデジタルにしているノート使いにも参考になったのは

・ほぼ日手帳やモレスキン、トラベラーズノートに貼りつけて使うリフィルの入手先(P87)



・ふせんとマスキングテープを使ったリスト管理やタックシールを使ったリストづくり


あたりか


ただ、綴じノートは、貼った分確実に、厚みがますので、携帯性を重視する向きには注意が必要だろう。


まあ、こうした手帳やノートの使い方やカスタマイズの本は、読みながら自分のシステムへの応用形を考えたり、試してはうまくいかなくて自分の方法に変えたりといったところが楽しい。


手帳であれ、ノートであれ、本書にヒントをもらいながら、あれこれ工夫してみるのも楽しいかも